「昼から飲酒」抵抗ありますか?隣県で意外な差も
ストレス発散にコミュニケーション手段にと、大人の嗜みのひとつである、お酒。仕事終わりや宴会の席で飲まれることが定番だが、飲みたいシーン、状況は人それぞれだろう。
とはいえ昼間から飲酒となるとなかなかハードルは高くなる。お昼休みに飲酒をすれば仕事に影響が出かねないし、車の運転もできなくなる。
仮に休日であったとしても、お酒の入った状態で1日過ごせばトラブルを起こす危険性も上がる。そんな「昼酒」はやはり皆から避けられているのか? 人によりけりなのか?
「しらべぇ」では今回、全国20~60代の男女1376人を対象に、昼から飲酒することに抵抗があるかどうかの調査を行なった。
■関東・関西の近県同士でハッキリと差が
全体の割合を見ると、「昼間に飲酒することには抵抗がある」の問いに「あてはまる」と答えたのは33.9%だった。意外にも「昼酒」をすることに抵抗のない人が圧倒的に多いようだ。
ところが都道府県別のデータに目を移すと興味深い結果が出ていた。関東・関西の近しい都府県でかなりの差が生じていたのだ。
関東では埼玉県と東京都で「抵抗ある」派が28%程度なのに対し、千葉県は20ポイントも高い数字を記録。
関西では京都府が「抵抗ある」23%台と一気に少なくなるのに対し、兵庫県は倍以上どころか過半数となった。
「関東」「関西」の一言でくくられることも多い各府県だが、千葉県・兵庫県では特に昼酒が避けられる傾向にあるようだ。
反対に30%を切るような地域では、「昼酒仲間」を探してみるのもいいかも。
関連記事:【動画】超危険な「車いすラグビー」に命を懸ける男たちがカッコ良すぎる
■男性30代は飲み盛り?
次に年齢別の数字を見てみよう。男女ともにもっとも「抵抗がある」の数値が高かったのは60代以上。
すでに退職している人も多そうだが、「昼からお酒を楽しもう」とはならない模様。健康面への配慮もあるだろう。
一方でもっとも「抵抗がある」の少ない層は男性30代で、実に2割程度。
同じ男性でも20代と比べて11.3ポイント下がっている。30代男性には「昼酒でもどんとこい」な人が多いらしい。
30代に突入し、お酒をストレス発散に使う機会の増えた男性は同年代の男性を昼酒に誘うと、より効果も出るかもしれない。
できれば抵抗の強い千葉県や兵庫県以外の都道府県を選ぶのが無難だろう。
・あわせて読みたい→同郷の有名人を応援したい?都道府県別・職業別で差
(文/しらべぇ編集部・田村R)