若者に普及…してない?刺青がある知り合いがいる人はわずか
東京サマーランドが「刺青・タトゥーの入場禁止」を告知するブログがけんか腰だったために炎上をした話は、記憶に新しい。文面の是非もあるが、刺青・タトゥーに対する賛否も分かれるところ。
しらべぇ編集部がおこなった調査では、刺青を入れた知り合いがいる人は13.5%と少ない結果に。まだまだ、一般的に広まっているとは言いがたい。
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■若い世代でも刺青がある知り合いがいる人はわずか
年代別で見ても、どの年代でも多いとはいえない。
若い世代で普及しつつあると言われているが、実際には周囲に入れている人さえいないのが現状である。
銭湯やプールに入れないし、社会的にもまだまだ冷たい目で見る人が多い。仕事でも、目立った場所にあるならNGになる場合がほとんどだ。マイナス要素が大きすぎるのと、「刺青を入れたい」と強く思う人も少ない。
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■公務員は刺青の知り合いが多いのか?
職業別では、話題になったあの職業が多くなっている。
一番多いのは、公務員と経営者/会社役員。注目すべきは、公務員だろう。固い職業と言われているが、会社員より10ポイント以上も彫り物を入れた知り合いがいる割合が多いのだ。
2014年に橋下徹前大阪府知事が、職員を対象に刺青があるかの調査をおこない議論になった。この結果、約33,000人のうち113名が入れていると回答。
割合としては少ないともいえるが、職業を考えると意外との声も多く上がった。
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■浮気・不倫をする自由なグループに刺青をした人が多い?
最後に浮気・不倫をしているかどうかでも、興味のある結果が。
浮気・不倫をしている人には、4割以上も彫り物している知り合いがいるのだ。自由な感覚を持つ人のグループに、刺青を入れた人が多いのであろうか?
刺青は、暴力団などの反社会的勢力だけのものでなくなりつつある。しかし今回の結果を見る限り、決して手軽なものでもないといえるだろう。
参考リンク:職員の入れ墨調査について(大阪市)
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名 (有効回答数)