柔道選手の「銅メダルで謝罪」に違和感を持った人は老害か

エンタメ

2016/09/05 09:30

Vepar5/iStock/Thinkstock
Vepar5/iStock/Thinkstock

先月終了したリオ五輪。ネットで炎上した出来事のひとつに、柔道選手が銅メダルを取って謝罪したことが挙がるだろう。



 

■「銅メダルで謝罪はやめよう」発端は?

女子48kg級で銅メダルを獲得した近藤亜美選手が試合後のインタビューで、

「申し訳ない気持ちでいっぱいです」


と話したことに対し、8月7日に放送されたフジテレビ系「Mr.サンデー」で司会の宮根誠司が、

「柔道は銅メダルでもすみませんって言わなきゃいけないですもんね」


と問いかけ、コメンテーターの木村太郎氏が、

「それはもうやめましょうよ」


とコメントしたのが炎上の発端だ。坂上忍おぎやはぎらが持論を展開し話題となった。実際のところ、国民はどう考えているのだろう。


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■年齢が高いほど「銅で謝罪」に違和感がある

しらべぇ編集部は全国の20~60代男女計1,368名を対象に調査を実施。「五輪の柔道選手が銅メダルで謝罪するのは違和感がある」と回答したのは全体の60.4%だった。

木村氏の意見に賛同している人が過半数である。

だが、性別・年代別で集計すると、年齢が低いほど木村氏の意見に反対する割合が高くなり、とくに男性で差がハッキリ表れた。

20代男性で謝罪に違和感があると回答したのはおよそ4割30代男性も銅で謝罪に違和感なしとした人が多い

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■篠原信一氏は謝罪をやめるなんて「トンチンカン」

シドニー五輪の銀メダリストで柔道男子代表前監督の篠原信一氏は、8月9日に放送されたフジテレビ「バイキング」に出演し、銅メダルを取った選手に対して、

「(一般の)みなさんは、立派な銅メダルですから『おめでとうございます』と声をかけてあげればいいと思うんですけれど、


私からすれば、金メダルを取るためにがんばっている姿を見ているので、お疲れ様とは言えるけどおめでとうとは言えない


とし、木村氏のコメントについては「(謝罪するななんて)トンチンカンなことだ」と答えている。

国民にも柔道関係者にも老害認定された木村氏。選手の気持ちを考えると、違和感よりも素直におめでとうと言える気持ちをもつべきである。4年後には不毛な言い争いになっているだろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋

qzoo-200x94【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1221名(有効回答数)