日本でも人気出るか?シカゴ名物「厚さ5センチのピザ」がヤバい
ピザ生地はカリカリ? それともモチモチ? ピザと一口に言っても、薄焼きのクリスピー生地や「みみ」のあるアメリカンタイプまでさまざまだ。
それでは、世界で一番ぶ厚いピザを焼く街をご存じだろうか? それはシカゴ。ディープ・ディッシュピザと呼ばれるタイプのピザを出す店が街のいたるところにあり、気軽に楽しめる。
高さは3センチからなんと8センチのピザもあるという。地元の人に聞くと、シカゴを中心に展開しているチェーン店の「ジノズ・イースト」をおすすめされたので、さっそく行ってみた。
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■でかいのはピザだけじゃない!
ドアを開けると、やや暗めの店内にはびっしり落書きが。机にも壁にもお店のキャラクターにまで書き込まれている。ピザが出てくるまでの時間、落書きを楽しめそうだ。
メニューを開いてまずはサラダを選ぶ。チェリートマトや赤玉ねぎ、ブルーチーズなどが入ったフィールド・グリーンズをチョイスしたのだが…びっくり!
日本の大盛りサラダの5倍はあるのでは? と思うほどのすざまじい量。これはピザの量をよくよく考えねばならない。
ミディアムで6切れ、ラージは8切れ。大人7人でせっかく来たのだから、2種類は食べたいところ。とはいえ、サラダの量を考えても一切れがすさまじく大きい気が…。
結局、ほうれん草とチーズが入った人気のスピナッチ・マルガリータ($25)と、ソーセージとチーズのシンプルなジノズ・スプリーム($28)のMサイズを注文することに。
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■届いたピザにびっくり!
待つこと40分。厚いのでなかなか焼けないのだとか。
ようやく運ばれてきたディープディッシュ・ピザがこちら。まるですき焼き鍋のような厚い鉄皿に収められ、ザクザク切ってお皿に取り分けてもらう。
トマトソースたっぷりのジノズ・スプリームの「みみ」の厚さは約5センチ。ピザより、見た目はキッシュに近い気がする。
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■地元の人は「みみ」をソースに!
地元の人の食べ方を見ていると、「みみ」をちぎってトマトソースにつけている。なるほど、こうすれば最後に「みみ」だけ残ることもない。
さっそく真似をしてみると、カリカリの「みみ」がジューシーなトマトソースと濃厚なチーズが絶妙なハーモニー!
スピナッチ・マルゲリータも、惜しげもなくほうれん草が入っていて食べごたえ充分。
実は一切れの大きさに驚いて半分づつ食べたのだが、大人7人でも12切れは食べきれず、持ちかえることに。
残ったピザは心よく箱に詰めてもらえるので、無理に食べなくて大丈夫。日本でも人気が出そうなシカゴピザ、ぜひ本場で食べてみては?
【ジノス・イースト(Gino’s East)】
162 E Superior St
Chicago, IL 60611
(312) 266-3337
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(取材・文/しらべぇ編集部・白石あづさ)