結局愛と金!命が狙われている思ったことがある人の特徴に納得
結婚相談所で効率よくお金持ちをみつけ、資産を狙って結婚詐欺を働く犯罪を描いた映画『後妻業の女』が公開中である。
公式サイトでは、京都で実際に起きて話題となった同様の結婚詐欺事件にふれ、作り話ではすまされない社会問題として取りあげている。
事実、資産家でなくても、あらゆる理由で命を狙われていると感じることがあるだろう。しらべぇ編集部では、全国の20~60代男女1,368人を対象に「身の危険」に関する調査を実施した。
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■30代女性は敏感 60代男性は気づかない
自分や家族の命が狙われていると思ったことがある人は、全体の6.7%。性別・年代別では、若い世代の割合が大きい。
30代女性で1割を超えており、身内のことを冷静に見ることができる人が多い年代のようだ。
逆に60代は低く。60代男性は2.1%。もし、後妻業詐欺のターゲットにされても、気づかない人が多そうだ。
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■「命が狙われている」と感じている人の特徴は
経営者や会社役員で自分や家族の身に危険がおよぶと感じた経験のある人は会社員平均より13ポイントも高く、2割に身に覚えがある。
社長業は業績以外にも苦悩することがあるようだ。
また、現在、浮気や不倫をしている人のなかで命が危ないと感じたことがあるのは、4割に近い。この場合、家族ではなく自分の身が危ないと感じている人がほとんどだろう。
愛のためなら生死をかけてもかまわないと思いがちなようだ。できれば事件にならないことが望ましいのだが…
経営者や浮気経験者など、命が狙われている自覚があれば、対処法も考えられる。しかし「まさか自分の身に」と思っている人が多いようだ。
若い世代が不審な点に気づいたときに、親や家族と話し合うことこそ重要になるだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1368名(有効回答数)