恋愛はコスパが悪い?お金と時間の割に見返りないとの声も
少子高齢化問題が深刻になる中でも、若者の恋愛離れは止まらない。恋愛をしなくなった理由のひとつに、お金がかかることが挙げられる。
そこでしらべぇ編集部は、「恋愛はコスパが悪い」と思っている人を調査。その結果、24.2%の人が思うと回答した。少ないながらも、恋愛を費用対効果で考える人はいるようだ。
■「男はデート代がかかる」「女はコスメ代がかかる」論争
性年代別で見ると、若い男性が多いのがわかる。
20〜30代の男性では、3割超え。男性が頭を悩ませるのは、金銭的な問題だ。
「割り勘・おごりと、男が有利になることがない」(男性20代)
「結局、男がデート代を多く出さないといけない」(男性30代)
男性のほうがデート代などで出費がかさむので、損をしていると考えるようだ。ただ女性にもこんな言い分が。
「毎回、同じ服や靴では出かけられない。交通費や遊興費、飲食代は出してもらえることも多いが、コスメや服にお金がかかる」(女性30代)
さらに最近は男女ともにデートは割り勘でいいと思う人も増えたので、女性でも「交際費が増える」との答えも多い。
お金がかかるのは、こんな理由もある。
「見栄を張り、お金をついついかけてしまうから」(男性40代)
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■恋愛は投資の割にリターンが少ない
恋愛を結婚までの投資と考えると、コストの悪さが目につく。
「コストをかければ、恋愛成就するとはかぎらない」(男性50代)
「かけたお金が、結果に結びつくとはかぎらないから」(女性30代)
これは恋愛に限らず、資金投資も同じである。しかし恋愛のほうが、予想をしにくいのかもしれない。
合理的な考えを求めるなら、恋愛は必要なくなる。
「結婚までのコストと時間の消費を考えたら、見合いで決着をつけた方が経済的」(男性60代)
ただ恋愛をそのような目で見ると、なにもできないとの意見も。
「あまり、コストパフォーマンスを考えていると成り立たない。そういうもの」(男性40代)
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■恋わずらいは女性のもの?
男性にはなく、女性だけに見られる回答がある。
「頭が普通の状態じゃないから」(女性20代)
「感情に振り回されて、要領が悪くなるから」(女性20代)
恋わずらいとの言葉があるように、恋愛はわれを失うこともある。相手のことが頭から離れずに四六時中考えてしまう症状は、女性に多いようだ。
コスパなんて忘れ、なにがなんでも相手と一緒にいたいと思えたときが、本当の恋愛と言えるのであろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名 (有効回答数)