米国で流行!恋活アプリ「コーヒー・ミーツ・ベーグル」が新しい
かつて「出会い系サイト」というと、怪しいイメージが絶えなかった。しかし、近頃ではマッチングアプリとして男女の出会いの場が増えてきている。
pairsやomiaiなどといったサービスが最近の日本の若者の間では話題だ。アメリカにもオンラインで男女が出会うためのサービスはとても充実している。
そのようなサービスのことを英語ではDating App(デイティング・アップ)と言い、日本にも進出しているTinderがもっとも有名だろう。
そんなTinderを追い越す勢いで台頭してきているアプリがある。韓国人3姉妹が創業した、「Coffee Meets Bagel(コーヒー・ミーツ・ベーグル)」(以下、CMB)だ。
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■CMBってなに?
これは2012年から始まったサンフランシスコ発のマッチングアプリで、Time誌でも「恋に落ちるのに最適な10のアプリ」として表彰された経歴を持つ。
恋人候補が紹介され、気になる人には「いいね!」を送る。そして「いいね!」を返してもらえたら、メッセージ交換ができるようになる。このようなマッチングアプリの基本機能はCMBももちろん兼ね備えている。
しかし他ではなかなか見られない、このアプリの大きな特徴は2つある。
①アルゴリズムで恋人候補を厳選
1つ目がFacebookの友達をベースにし、アルゴリズムで厳選された恋人候補が紹介されることだ。CMBは1日に紹介される恋人候補の数は決まっている。
日によって人数は異なるが、6~20人くらいの少数精鋭だ。
この紹介の基準となるのが、あらかじめ希望として登録する、年齢・身長・人種・宗教・学歴などである。
そして何日も使い、「いいね!」や「スキップ」を日常的に押すと、ここでアルゴリズムが学習をしてより好みの候補に当たるようにしてくれる。
世の多くのマッチングアプリは無制限に人がどんどん紹介されるが、CMBではそれはない。より自分の好みに近くて、限られた人数が紹介されることになるため、的中率も上がるというわけだ。
②最適なプロフィール画像を選んでくれる
2つ目がプロフィール写真の細かいレクチャーがあること。また、最初に設定したプロフィール写真が「効果的ではない」と判定されると、プロフィールが公にならない仕組みになっている。
そして公になってからも、プロフィール写真は随時チェックされ、より多くの「いいね!」が集まるようにアドバイスが送られてくるのもCMBの興味深い特徴の1つであると言えるだろう。
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■使い方のポイント
双方が「いいね!」を押すと、チャットボックスが開く。期間は約1週間だ。この間に自己紹介をしたり、雑談をしたりしてお互いのことを知る。
意気投合すればチャットボックスをオープンしたままにすることも可能だし、なにかしら問題が起これば閉鎖することもできる。
もっとも、チャットボックスが開いている間にメールアドレスを交換することも多い。
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■注意するべき使い方
しかし、いくら「健全なアプリ」と言われていても、健全ではない理由で利用するユーザーがいることも否めない。
チャットボックスが開いた瞬間に、「飲みに行こう!」「クラブに行かない?」などと自己紹介もなしに聞いてくる人は要注意だ。
体だけの関係を求めていることや、または個人情報を抜き取りたいだけの業者の可能性も否めない。
お互いをよく知った上で、この人なら会ってもいいかなと思えるまでじっくりチャットすることが成功の鍵と言える。
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■日本でも使える?
なお、このアプリは2016年9月時点で、日本語対応はしていない。しかし、ダウンロード自体は可能なので、使用することも不可能ではない。
英語のみの対応なので、ユーザーも日本に住んでいる外国人や英語が堪能な日本人が多いことにはなるが、前向きに考えれば、英語が使える恋人がほしいと思う人にとってはぴったりのマッチングアプリかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・yuki abe)