からあげクンが謎のコラボ！「からあげクン版すた丼」を作って味の再現度を実証

1986年の発売以来ローソンのヒット商品として愛される「からあげクン」が本日、全国の店舗で「ご当地からあげクングランプリ」をスタートさせた。

このキャンペーンは全国を12エリアに分け、名産品とコラボレーションした味付けを地域限定で発売するもの。

9月26日までの「平均販売数」を割り出し、見事1位に輝いた「ご当地からあげクン」は2017年1月に全国デビューするらしい。

北陸エリアは、金沢市を中心に人気を集める「金沢カレー」とコラボ。中国・四国地方は瀬戸内産のレモンを使用した塩レモン味のからあげクンを発売するなどバリエーションは多岐にわたる。

ぜ、全部コンプリートしてぇ…。

しらべぇ編集部では、東京エリアで手に入る「伝説のすた丼屋」とコラボしたすた丼味（216円／税込）をさっそく購入してみることに。

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■ラスト1個をギリギリで購入

朝いちばんにローソンへ行くと…。

すでにラスト1個という人気ぶり。封を開けた瞬間に、ふわっと豊かで香ばしい醤油の香りが漂ってきた。

見た目は、レギュラー味とさほど変わらず。

香りを楽しみ口に含むと、からあげクン特有のジューシーな旨みが広がる。ガツンとパンチのきいた濃厚な醤油味である。

さらに後味で、すた丼特有のニンニク風味をわずかに感じる。たった一粒でこれだけの奥深さ…。からあげクンおそるべしッ！

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■再現度の実験

コラボ商品でありがちな、子供だましのわずかな風味ではない。味は、「すた丼そのもの」なのである。そこで、からあげクンをご飯にのせて卵とネギをのせてみることに。

今回は、ローソンではなくファミリーマートで白飯と温泉卵を入手したのだが、そこはご愛嬌。

たった3分ほどで、「からあげクン版すた丼」の完成だ。

卵をグチュグチュと崩し、ネギと共にいただくと…。

すた丼と間違えるほどウンメェ…！！　とはならず、からあげ丼的な要素が勝ってしまった。

正直、別物である。だが、コレはコレで、ちょっとオシャレなカフェ飯のようで美味だった。

発売期間内に各エリアへ訪問予定のある人は、ぜひ「ご当地からあげクン」に挑戦し、全味の制覇を狙ってほしい。

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（取材・文／しらべぇ編集部・大木亜希子）