東大生集団わいせつ事件 示談条件が「退学」で示談不成立に

社会

2016/09/09 17:30

jaimax/iStock/Thinkstock
jaimax/iStock/Thinkstock

5月に起きた東大生・東大大学院生5人による集団わいせつ事件で、示談成立の条件が「東大の自主退学」であったために、加害者の一部が示談不成立になったことがわかった。


 

■高偏差値とは思えない低レベルな行為

加害者らが立ち上げたサークル「誕生日研究会」はいわゆるヤリサー。事件当日、被害者女性を酒に酔わせた上で、

・全裸にし、胸をもみ、背中を叩く


・カップラーメンの麺を胸元に落とす


・ドライヤーの熱風を局部に当てる


などの蛮行に及んだ。加害者のひとり、河本被告は被害者女性とは初対面だったが

「(彼女が)全裸で爆笑している前の飲み会の時の写真を見せてもらったり、そういう話を聞いていたので、大丈夫だと思ってしまった


という論理突破で犯行に及んだことを告白している。


関連記事:うわ…偉そうに!「高学歴男性」の人間性最悪エピソード3選

 

■示談条件は「東大の自主退学」

なお、加害者5人のうちすでに2人は示談が成立して不起訴処分となっている。

しかし、河本被告の母親が被害者と接触し示談交渉をまとめようとしたところ、不成立に。その条件が「東大の自主退学」で、被告がそれを拒否したからだ。

じつは彼はスーパーコンピューターを学ぶエリート技術者の卵。学歴や約束された将来を手放すことが、惜しかったのだろうと推測される。

もっとも、これだけ有名になってしまった以上、退学をしなかったとしても今後平穏に生きていくのはなかなか難しいという指摘もあるが……。


■いくら学歴が高くても無意味に

なお、同被告は「なぜ事件が起きたか」と問う裁判官に対し、仲間内で女性をモノや性の対象と見たり、他大学の女性を「頭が悪い」としてバカにする風潮があったなどと発言している。

たしかに、学歴はその人を判断する指標のひとつだ。地頭の良さや事務処理能力、受験戦争をくぐり抜けたメンタルなどは評価できる。

しかし、社会に出るとそれらだけでは到底生きていけない。人間の能力はさまざまだし、各人で得意分野が違うからこそ、補完し合えるものだろう。

たったひとつの指標だけで自分がさも上の身分であるかのように勘違いする態度は、お世辞にも賢明とは言い難い。

勉強はできるけどバカグラフ

なお、しらべぇが過去に行なった調査では、「勉強はできるけどバカだと思う人が身近にいる」と答えた人は全体の3割。

自主退学を選ばなかった被告であるが、これだけ大事になってしまった手前、今後大学側が退学処分にすることは十分に考えられる。

兎にも角にも猛省し、まずは被害者女性への誠意ある謝罪を続けてほしい。

・あわせて読みたい→勉強はできるのに…意外に多い「仕事・生き方が下手な人」

(取材・文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤

qzoo-200x94【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo 
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
 
対象:全国20~60代の男女1378名(有効回答数)


あなたにオススメ