「ネット通販」での買い物に抵抗ある?利用者が語る失敗談
Amazonや楽天といったショッピングサイトから、オークションサイト、最近ではフリマアプリも台頭してくるなど、ネットでの買い物はますます身近になってきている。
とはいえ、きちんと商品は送られてくるのか、イメージと現物が全然違ったらどうしようなど、直接的に買うのに比べると不安な点もある。
しらべぇ編集部では、全国の20代〜60代の男女を対象に「ネットでの買い物に抵抗があるか」を調査してみることに。
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■抵抗があるのはたったの1割
まずは全体の調査結果を見てみると、約1割の人がネットでの買い物に抵抗を感じるとわかった。ほとんどの人がネットショッピングを抵抗なく楽しんでいる。
だが、安心しきってしまう人は少し気をつけたほうがいいかもしれない。とくに、個人同士の取引が中心となるフリマアプリではトラブルも多いからだ。利用者は十分注意してほしい。
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■経験者が語るネット通販の失敗談
編集部では、実際にネット通販で買い物をし失敗したという30代男性に話を聞いてみた。
「僕は地方のほうに住んでいるので、専門性のある商品は直接買いに行けなく、ネット通販を利用することもあります。以前好みに合う商品があったので注文したのですが、届いてみると想定した仕様とかなり異なっていることがありました。
原因は掲載されている商品の写真。写真の数が少なく、少し不鮮明で詳細を確認をできなかったんです。メール等で確認しなかった自分にも落ち度があるのですが、届いたものが想定していたものと違うショックは大きかったですね。
そのときは業者側に事情を説明し、未使用ということで返金に応じてもらえたのですが、ネット通販に抵抗を感じるようになりました」
サイトに載っている写真を信用しきってしまい、届いてから「まさか…」となるケースもある。一度こうしたことがあると、ネット通販に抵抗を感じるのも無理はない。
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■日焼け派は外に出るから?
最後に、特徴別調査の結果、興味深いデータが得られたので紹介したい。
日焼け派のほうがネットでの買い物に抵抗を覚えやすいと明らかに。美白派に大きく差をつけている。
日焼け派は、美白派よりもアウトドア志向が強い人が多そうだ。そうなると、直接店舗に足を運んでお目当ての商品を買うことが増え、ネットで買う必要がなくなってしまうのかも。
ネットショッピングのツールは、これからも増えていくだろう。ネットでの買い物をする際は、常に「顔の見えない相手との取引」だということを忘れないようにしたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・倉木春太)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)