広島カープがセ・リーグ優勝 野球以外にも熱い広島の4つの魅力
野球の話題で2016年はとくに盛り上がりを見せたが、移住するのにも最適な県かもしれない。
10日、広島東洋カープが巨人に逆転勝ちの6対4でセ・リーグ優勝を果たした。25年ぶりの優勝ということで、広島東洋カープのファンは盛り上がりを見せている。
そんな広島県だが、野球以外にも熱い。元々、広島は「欧米人の聖地」と呼ばれるくらい米国の観光客が多い県。2015年には観光客が100万人を超えたが、2016年にはオバマ大統領が平和公園を訪れたことで、さらに観光客が増える見込みで注目されている。
しらべぇ編集部は、そんな乗りに乗っている広島県の魅力を調査してみた。
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①世界遺産がふたつも!
日本の世界遺産がもっとも多くあるのは奈良県だが、広島県は岩手県・静岡県・鹿児島県と並び第2位。
原爆ドームだけでなく、日本三景にも選ばれている世界遺産の厳島神社は、一度は必ず訪れたい。フェリーから宮島にある厳島神社の鳥居が現れる瞬間は、まるで日本神話にタイムスリップした感覚を味わえる。
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②「しまなみ海道」の絶景
広島県尾道市から、向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島を経て愛媛県今治市を結ぶのが「しまなみ海道」。
『好きな人がいること』(フジテレビ系列)でも、第7話で主人公の櫻井美咲(桐谷美玲)と柴崎夏向(山崎賢人)がサイクリングデートをしていたが、数々の映画やドラマのロケ地にもなっている。
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③名産が豊富で食へのこだわりを感じる
広島といえば、日本の牡蠣の生産量ナンバーワン。牡蠣以外にも、瀬戸内海の穏やかな海に面しているので海鮮が美味しい。
お好み焼きも有名だが、「大阪風のお好み焼きと広島風のお好み焼きは別物」と言っていいくらいに味わいが違う。他にも宮島の名産である穴子丼、尾道の名産である尾道ラーメンなども必ず押さえておきたいところだ。
ちなみに、以前のしらべぇの調査で「食べログの評価でお店を判断する人が苦手か?」という調査に、広島県民が高い数値で苦手であると判明した。
自分で実際に食べてみるまでは味の評価はできない、あるいはたとえ評価が低くても本当は美味しいかもしれない、と自分の舌を信じている人が多いといえそうだ。
つまり、味や食に強いこだわりを持っている人が多い広島県には、美味しい料理がたくさんあるということかもしれない。
④自然災害が少ない
保険料金の等地を地域別で見ると、広島県は「1等地」という保険料金がもっとも安い県に含まれている。保険料金が安いということは、保険会社が広島県は災害が少ないと見込んでいるということになるのだ。
広島県は比較的安全な地域で、食が美味しく、世界遺産がふたつもあり、観光客も多い。野球の話題で2016年はとくに盛り上がりを見せたが、移住するのにも最適な県かもしれない。
(取材・文/Sirabee編集部)