バンド経験者は高所得?自己主張の強さも影響か

2016/09/13 18:00


©ぱくたそ
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バンド活動を学生時代に没頭した人も少なくないだろう。好きなミュージシャンにあこがれ、仲間といっしょに練習に明け暮れた日々。

舞台に立って大勢の観客の前で我を忘れて歌い、あるいは楽器を奏でる瞬間は、最高の興奮と爽快感で満たされる!まさに、青春1ページを彩っていることだろう。

さて、こんなバンド経験者たちについて。しらべぇ編集部が調査したところ、とてもおもしろい特徴が判明した。



■年収最高クラスの層は、バンド経験者が多い!

下記のデータに注目したい。これは、年収層別に、バンド活動の経験がある人の割合を示したものである。

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年収「1,000万円以上」層は、ほかの年収層と比べ経験者の割合がかなり多く、20%を優に超える。特に「300万円未満」層は7.0%なので、差は歴然である。

バンド活動は、最高の自己表現ツール。自分の好きな音楽を大勢の観客の前で披露するには、等身大の自分の姿を見せつける積極性が不可欠である。

また、バンド活動には仲間が必要。活動を通じて、自己主張の強い仲間たちと協働する力が磨かれる。大人になり、積極性や協調性が仕事でも存分に生かされているのだろう。


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■バンド経験者ほど、「ネトウヨ」の割合が多い?!

一方で、こんな興味深いデータもある。バンド経験の有無別に、「ネトウヨ(ネット右翼)」の割合を示している。

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バンド経験者群は、未経験者群と比べ、なんとネトウヨの割合が圧倒的に高い! 5人にひとりがネトウヨである。

ネトウヨは、ネット上のコメントに対して、反論的なコメントを展開する。自分とは異なる意見をネット上に見かけると、反論的な感情が芽生える。自分自身も強い主張を持ち合わせているのだろう。

バンド活動をしていただけに、好きな音楽に対して熱い思いを抱くのは当然のこと。同じように、仕事に対しても強固な信念を持ち、熱意を持ってのぞんでいるはず。

ささいなことでは揺るがない情熱を仕事で発揮する強さが高収入の結果に繋がっているのだろう。


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■バンド経験者が語る「仕事への情熱」

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かつてバンド活動に熱中し、いまでは高年収を実現した方にインタビューしてみた。

「バンドをやっていたときは、ほんとうに四六時中ギターを弾いていた。楽しくて仕方なかった。とてものめり込みやすい体質なのだろう。


対象がいまは仕事に変わっている。だから、仕事に対してはだれにも負けたくない姿勢で臨んでいる」(40代男性/IT企業管理職)


好きなことにはトコトン打ち込める集中力。ネトウヨになるほどの確固なる信念。そんな我の強さを持ち合わせながら、仲間と協働できる協調性。

すべてが総合的に融合して、仕事ですばらしい結果を出すための力が生み出されている。バンド活動に切磋琢磨する経験を持つことは、将来的に仕事で大成するために、非常に有効な手段だろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・桜井洸希

バンドビジネス仕事収入調査
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