黒木メイサ方式? 結婚後は「夫婦で別財布」を望む人の特徴
パートナーとは、それぞれの考え方を素直に話し合っておいたほうがいいのかもしれない。
女優の黒木メイサが、新婚当初に行なわれたトークショーの席で「結婚しても財布は別々にすべき?」という質問に対し「イエス」と回答し話題となった。
子育てのタイミングや経済状況は各家庭で違えど、世の未婚男女は「夫婦の財布事情」についてどのように考えているのだろうか?
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■20代女子は現実主義?
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の未婚男女622名を対象に調査してみたところ、「結婚したら夫婦別財布が良い」と回答した人は全体で34.6%と、およそ3人に1人が「別が良い」という結果に。
恋愛市場の真ん中に位置する20代では、わずかではあるが男性より女性のほうが「別々が良い」と回答。
かつて、女性の嫁ぎ先を会社に見立て、結婚相手に経済面を委ね主婦になることを「永久就職」と比喩する時代があった。
現代では、離婚率の上昇により「たとえ結婚しても、離婚危機を迎えた時に男性に依存することがないよう財布は別でいたい」とのぞむ現実主義の女性が増えたのだろうか。
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■大阪は「財布一緒」派が優勢
都道府県別にみると興味深い結果が。
「値切り」など、一般的に経済観念が際立つ文化の大阪では、別財布派は3割未満に留まる結果に。
次いで北海道も低い割合となった。農業など家族で営む形態が多い地域のため、結果的に「夫婦で同じ仕事につけば財布も一緒」という考え方になるのだろうか。
東京や埼玉など関東圏では「別財布派」が4割を越える。互いに別の仕事を持ち、異なった収入源で働く夫婦を見てきた人が多いのかも。
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■折半の悲劇
編集部では、元パートナーが「夫婦別財布派」だったという、40代女性の話を聞いた。
「20代の頃、1年間だけ結婚していた人は『別財布派』で、家賃や生活費はすべて都度折半していました。
ですが、なぜか彼の所有する車の駐車場代も折半し自分の財布から半額支払っていました。
私の仕事の資金面が厳しくなったので『当面、払うことができない』と告げると『では、今後は車で君の送り迎えはしないね!』と激怒。臨機応変に助け合い家計を回せたら良いですが、他人と生活する難しさを実感しました…」
結婚という人生の転機において、お金の話は重要だろう。パートナーとは、それぞれの考え方を素直に話し合っておいたほうがいいのかもしれない。
(文/Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の未婚男女622名(有効回答数)