非日常を体験できる日本の秘湯3選 廃墟や冬は立入禁止の場所も…
ゆっくりお湯につかって癒される、日本人にとって至福のひととき。日常に疲れたときにしっかりヒーリングされたい、非日常な「秘湯」をしらべぇ目線で紹介しよう。
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①まるで廃墟! いまにも崩れそうな見た目の温泉
そんな「廃墟」のような温泉があるのは、栃木県の一大観光地「那須湯本温泉」の外れの地。
いまにも崩壊しそうだが正真正銘営業している「老松温泉 喜楽旅館」である。外観に反して、年季は入っているものの浴室は意外にもきれいに整えられている。
優しく香る硫黄と、弱酸性のぬるめのお湯に癒されること間違いなしだ。
【老松温泉 喜楽旅館】
住所:栃木県那須郡那須町大字湯本181
日帰り入浴(8:00~20:00):500円
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②まるで地獄なパワースポットにある「極楽」湯
そのパワースポットとは、青森県下北半島にある「恐山」。冬はとても雪深く、5月1日~10月31日の間しか訪れることのできない極限の地である。
500円の入山料を払い「恐山菩提寺」の門をくぐり抜けた先に秘湯はある。
荒涼とした大地には湯小屋が4ヶ所。しかも、入山料を払えば全て無料だ。
木の温かみを感じる浴槽と、乳白色で満たされたお湯はまさに極楽。硫黄の香りがする酸性のお湯に浸かれば、パワーがみなぎることだろう。
【恐山 菩提寺】
住所:青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
電話番号:0175-22-3825
入山料(日帰り入浴):500円
宿泊(一泊二食付き):12,000円〜
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③都会に疲れたあなたへ…日帰りで行ける秘湯
最後にご紹介するのは、先ほどとはうってかわって車さえあれば非常に行きやすい秘湯。
90年以上の歴史を持つ「かぶと湯温泉山水楼」。一見ものすごい山奥のようだが、渋谷から車で1時間ほどの神奈川県厚木市にある。
pH9.7と強いアルカリ性で源泉掛け流しのお湯は、肌をツルツルにしてくれる「美肌の湯」だ。目の前に広がる山々の景色は、まさに「秘湯」。
館内はレトロな歴史ある雰囲気で、都心ではたらく人の休息にぴったりだろう。
【かぶと湯温泉山水楼】
住所:神奈川県厚木市七沢2062
日帰り入浴(11:00~17:00): 1,000円~
宿泊(一泊二食付):12,000円~
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古くから日本人の体も心も癒してくれている温泉。歴史ある「秘湯」で本気のリフレッシュをしてみよう。
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(文/しらべぇ編集部)