未確認生物「ケサランパサラン」ある地域に目撃情報が集中
日本にはツチノコや河童などとともに「ケサランパサラン」といわれる未確認生物が存在する。
空中にフワフワと浮く白い綿毛のような物体で、江戸時代の元禄から生存が囁かれているほど意外と歴史が深い。
だが植物なのか昆虫なのか、はたまた妖怪なのか、300年以上たった今でもくわしいことは解明されていない。
柔らかそうな見た目や独特な名前からどこか親近感が沸き、
・見ると幸せになれる
・ビワの木の妖精である
・おしろいを主食とし、成長すると分裂して増える
などさまざまな説があるのも特徴だ。
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■未確認生物のわりに目撃者が多い
ではケサランパサランを見たことがある豪語する人はどれくらいいるのか、全国の男女1368人に調査を行った。
見たことがあると回答したのは9%と、ツチノコなどに比べると目撃者が多いのではないだろうか。やはりケサランパサランは存在するのか。
しらべぇ編集部はケサランパサランを見たことがあるという女性に話を聞くことができた。
「学生のころに教室で見た。白くてフワフワしていたのでタンポポの綿毛かな?と拾おうと手を伸ばしたら、すすすと動いたんです。
まるで逃げるみたいに追いかけると動き続けて最後は見失ってしまいました。あれは明らかに風などではなく、意思のある動き方でしたよ」
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■生息地は北関東か?
目撃者の調査結果を地域別に見ると、なんと北関東では目撃者が21.3%と群を抜いているのがわかる。東海や四国と比べると驚くほど高い。
都会と地方の中間地点がケサランパサランにとって生息に適しているのか、もしくは北関東には見える条件である「優しい」人が多いことを表しているのだろうか。
ちなみにビワの木は冬に温暖な気候の中国南部に多いため、前述したビワの妖精説の可能性は低いかもしれない。
調査でも徹底的な証拠はみつからなかったが、ベールに包まれた謎の生き物が人の好奇心を掻き立てているのはたしかだとわかった。
ケサランパサランがふとした瞬間に目の前に現れるのを期待しよう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・大久保彩乃)