違う意味合いでとらえられることも…高知県の独特すぎる方言4選

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2016/09/16 21:00

高知県
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2010年の大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)により脚光を浴びた高知県。龍馬伝の劇中でもおなじみの「〜ぜよ」をはじめ、土佐弁という方言の使い方や意味がわからないという人もいるだろう。

しらべぇ編集部では、高知県の「独特すぎる方言」に注目してみた。



 

①いごっそう、はちきん

いごっそうとは「酒豪」「頑固」「気概がある」などを意味し、高知県男性の県民性をあらわす方言。よくお酒を飲み、自分の意見を曲げず周りの人に影響されないほどの頑固さをもち、目的に向かってまっすぐ突き進む男性といった意味がある。


はちきんとは「男勝りな女性」を意味し、高知県女性の県民性をあらわす方言。いごっそうな男にも負けないほどの強さをもった女性を指すときに使われる。


これらは、現在の高知県ではほとんど使われていない方言だ。しかし、若者の間では空気が読めない相手に対するギャグとして使われる場合があり、今なお「面白い方言」として高知県民に認知されている。


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②〜がまける

水やお酒などの液体がこぼれるときに使われる方言。標準語にも「撒く」という言葉があるので、高知県民以外の人からすると「お酒が撒けた」は「お酒を撒くことに成功した」という意味合いで捉えられてしまう。


いごっそう、はちきんなどと違い、あまりに自然な方言なので高知県民は方言だと自覚していない場合が多い


③のうが悪い

調子や具合が悪いという意味の方言。若者の間ではあまり使われていないが、中年層以上の年代では今でも使われている方言である。


そのため、高知県民以外の人からすると「脳が悪い」「頭が悪い」といった意味合いで捉えられてしまうことも。


④ごくどう

遊び人や怠け者を意味する方言。極道とは違う意味合いで使われるので、しばしば間違われることが多い。


「極道の妻」はヤクザの妻だが、「ごくどうの妻」は遊び人の妻だ。


2013年には「高知家」プロモーションを展開し、観光や移住に力を入れている高知県。これからますます高知県の魅力が全国に伝わるだろう。

その際、独特すぎる方言によって混乱を招かないように気をつけてもらいたい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・伊藤大生