対人スキルは高い?容姿が悪いので性格はよくと努力する人
人は見た目ではないのは、しらべぇが以前おこなった調査でも明らかになっている。しかし容姿の評価は人それぞれなのに、本人自身が一番気にする場合が多い。
気にしても見た目はどうにもならないので、「せめて性格は…」考える人もいるであろう。
■容姿に関係なく性格はよくしたい
しらべぇ編集部では自分の容姿をよくないと思っている男女1,218人に、「容姿が悪いので、性格だけはよくするように心がけている人」について調査をおこなった。
全体では3割程度であり、容姿が悪いと思っていても意識的に性格をどうにかしようと思っている人はそれほど多くはない。
「容姿関係なく、性格はよくいたい」(男性20代)
残り7割の人も「性格が悪くてもいい」と思ってはおらず、性格で容姿を補う考えはないとの意味であろう。
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■相手の気持ちを考える
では具体的に、どのようなことを意識しているのか。
「人には、なるべくやさしく接している」(女性50代)
やさしさを挙げた人は多い。ただ少し抽象的な言葉なので、さらに詳しい答えを見てみよう。
「相手の気持ちを考えて行動する」(男性50代)
「一方的に話すのではなく、相手の話をしっかり聞く」(男性20代)
相手の思う気持ちが、やさしさにつながる。
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■まじめさの中にユーモアを
自分自身がだらしなければ、相手に誠意が伝わらない。
「誠実な態度で過ごすようにしている」(男性20代)
「何事もまじめに対応する」(男性50代)
ただまじめなだけでは、つまらない人になってしまう。
「ユニークさがでるようにしている」(男性50代)
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■笑顔と愛嬌は最大の武器に
見た目で人の印象は変わる。ただイケメンや美人すぎて、近寄りがたい人も多い。
「いつも笑顔で振る舞う」(女性20代)
「愛嬌を大切に」(女性50代)
笑顔で愛嬌がある人には話しやすく、自然と周囲に人が寄ってくる。また脱オタクの話になると、必ず出てくるキーワードを挙げる人も。
「清潔感が出るように心がけている」(男性40代)
ここでの清潔とは、「毎日お風呂に入る」などではない。「きれいな印象を与えるような身なりを心がける」ことなのだが、あまり身なりを気にしない人には正解がわからないのが正直なところである。
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■異性だけにやさしくするのは効果があるのか?
異性を意識した行動をしている人もいる。
「重たい物は率先して持つ。レディーファーストを意識する」(男性30代)
「女性に対してやさしくするようにしている」(男性30代)
容姿で判断しそうなのは異性なので、この回答が出るのはわかる。ただ同性には冷たいと悪いうわさが広まると、結局みんなから距離を置かれてしまいかねない。
「見返りを求めないこと」(女性30代)
損得を考えないほうがよさそうだ。
■自分を押し殺す人まで
中には容姿を補うために、自分を押し殺している人までいるのだ。
「NOと言わない」(女性30代)
「人より目立たないよう、2歩下がって行動。自分の意思は押し殺している」(女性30代)
そのうち爆発しないか心配になる。
「性格が良いに越したことがない」(女性20代)
今回出た回答は容姿に関係なく、人間関係を円滑にするために大切なスキル。これらのことができる人は、容姿だけがいい人よりも愛されていそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国 20〜60代自分の容姿をよくないと思っている男女1218名 (有効回答数)