高年収な人ほど「付き合う寸前破局」している事実が判明
お互いに相手からの好意を感じとり「交際まっしぐら」という状態は、誰にとっても甘美な時間だろう。だが世の中には、交際直前に相手との関係を取りやめてしまう人がいるらしい。
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■「女心と秋の空」が顕著に?
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,368名を対象に「交際直前に付き合うのを取りやめた経験があるか」調査を実施。
その結果、全体で21,3%の人が「ある」と回答。年代別にみると、すべての世代で女性のほうが割合が高かった。
シニア世代の女性3割以上が経験したことのある「寸前破局」。結婚など人生の分岐点にさしかかる20代〜30代女性でも2割前後が経験したことのある結果となった。
生涯のベストパートナーに最適か相手を見極める際、「付き合ってジャッジする」のではなく「事前にリスクを回避する」現実的な女性が多いのかもしれない。
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■高年収は「寸前破局」しがち?
収入別にみると興味深い結果が。
300万円未満〜700万円未満までは2割程度だが、700万円を越えると3割前後が「寸前破局」の経験がある結果になった。
この収入層から先の人は、高年収のパートナーを狙う多くのハンターから求愛される可能性がある。
相手が「自分のスペックに惚れているのか中身に惚れているのか」見極め、冷静に判断する人が多いのかも。
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■将来に希望が持てずNGという例も…
編集部では、「交際寸前NG」を経験したことのあるという女性たちに話を聞いた。
「憧れの男性と肉体関係を持ちその流れで交際しかけました。しかし相手があまりに忙しく、デートは、彼が仕事の移動に利用する電車の車両を聞いた上で自分が数駅前に乗り込みスタンバイ。
彼の乗り換えまでの3〜4駅だけ話し相手になるという超ハードなもの。続けられないと思い、『なかったことにしてください』と伝えました」(25歳・カフェ店員)
ほかにも、相手の将来の展望を聞いて取りやめたという人も…。
「積極的にアプローチしてくる外資系エリートの男性。情熱にほだされ付き合ってみようかな…と前向きに判断しかけていました。
そんなとき彼から『将来の夢は小説家。今の仕事はそろそろ辞める』と宣言されて一気に冷めました。
夢は応援したいけれどリスクを一緒に背負えないし、金銭的に苦労するのは嫌なので」(28歳・会社員)
さまざまな感情から、ひとりの異性と深く関わる直前に「ダメ」を出してしまう人もいるよう。意中の相手と「付き合う確証」が得られるまでは油断は禁物かもだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・大木亜希子)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名(有効回答数)