公共交通機関で咳をまき散らす人間は迷惑!電車通勤者が怒り
9月も中旬に入り、涼しい日が増えてきた。どうやら季節は、厳しい暑さの夏からすごしやすい秋に変わり始めている。
急激な気候の変化に体調を崩してしまった人もいることだろう。そんなときは身体を休めたいものだが、日本はそれを許してくれるとは限らない。
ダルさを感じる身体で学校や職場に向かうのは非常に過酷。ついつい、公共交通機関で咳を撒き散らしてしまっている人もいるのでは。
■公共交通機関の咳に怒っている人は?
ほとんどの人は咳がひどいときマスクをして出勤していると思われるが、なかには無神経になにもせず咳を撒き散らしている人も。これはかなりの迷惑行為に思える。
しらべぇ編集部の調査によると公共交通機関で咳を撒き散らす人を許せないと思っている人は5割以上。
やはり迷惑であると考えている人が多数のようだ。
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■20代は寛容
「咳を撒き散らす人を許せない」と答えた人を性世代別にみてみよう。
20代、30代が意外にも寛容だ。逆に50代、60代は強烈に嫌悪しており、両世代の女性は7割が嫌っている。
おそらく仕事に忙殺されている若い世代ほど、自分もそのような状況に置かれる可能性があるため、「仕方がない」と感じているのかも。逆に健康状態に敏感な中高年世代は、かなり嫌悪しているよう。
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■電車通勤者に話を聞いてみた
電車通勤しているサラリーマンに意見を聞いてみた。
「マスクをせず咳を撒き散らす人間は本当に不愉快。前に満員電車で隣に咳こみまくるおっさんがいて、本当に殴ってやろうかと思いました。
わざと咳払いをしたり、露骨に嫌な顔をしてみたものの効果なし。空気よめないからマスクもしないで電車に乗るのでしょうが、存在が公害。翌日自分も咳がでるようになって、確実にアイツのせいだと思いました」(40代男性)
「不愉快ですが、多少は許してあげないとかわいそうだと思います。とくに夜はみんな疲れているわけだし、仕事中に体調が悪くなってしまったこともあるので。
たしかに褒められた行為ではありませんが、怒るだけではなく理解してあげることも重要かなと思います」(20代男性)
「子供と一緒に電車に乗った際に咳を撒き散らす人がいたら、遠ざけるようにしています。もしその人がインフルエンザなどの重篤な感染症にかかっていたらと思うと恐ろしい。
在来線などは無理ですが、特急や新幹線、飛行機などはあらかじめマスクを用意して客に着用させるようにしてみてはどうかと思います」(50代女性)
ちょっと咳が出始めたな…と思ったら、すぐにマスクを用意したほうがいいかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1368名(有効回答数)