「人間相手だと不都合」でゾンビ メタルギア新作に非難殺到

KONAMIが発売している、人気ゲームシリーズ『メタルギア』。この最新作の予告映像が今年8月に公開されたが、「ゾンビゲーム」になってしまったと非難が殺到していた。

そして、東京ゲームショウ内のKONAMIブースで今作のプロデューサー是角有二氏が新映像を発表し、内容についてトーク。

さらに初代から監督を務め昨年KONAMIを退社した小島秀夫氏が「コジマプロダクション」のセッションで「メタルギアの新作に関わったか」言及し、話題に。


 

■メタルギアシリーズとは

アクションゲームといえば「銃をぶっ放しながら正面突破で敵を殺しまくるぜ!」なイメージがあるが、『メタルギア』は真逆。

ステルスゲームと銘打っており、時にはダンボールに隠れ、時には敵ユニフォームを着て、不必要な戦闘を回避して敵から隠れながら進んでいくのだ。

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画像はKONAMI公式サイトのスクリーンショット

こうした今までにないシステムが受け、大人気シリーズになった。


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■ゾンビって…

第1作目から小島氏が監督を務めていたが、昨年退社。

そして今年8月に新作『Metal Gear Survive』の映像が公開された。

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画像はKONAMI公式サイトのスクリーンショット

なぜか、ゾンビが出てくるのだ。タイトルにもあるとおり、ステルスアクションが売りのメタルギアにサバイバル要素を取り入れたそうだが…あきらかに世界観があっていない。

ファンからは「どうしてこうなった」「これはバイオハザードか?」のブーイングが殺到。


■小島秀夫は関与を完全否定!

それでも一部では「この設定は小島秀夫が考えた」という説もあった。しかし、それを19日の東京ゲームショウ内トークイベントで完全否定。

「あくまでも僕の中での話ですが、メタル(ギアシリーズ)っていうのはポリティカル・フィクション(政治的な事件)であり、エスピオナージ(スパイ)ものなので、ゾンビなんて出るわけないじゃないですか」


これを受けて、ファンの怒りは頂点に。

ちなみに、17日に公開されたプレイ動画がこれだ。

記事作成(19日午前1時)現在、再生回数は約28万回。しかし、高評価は909に対して低評価は11,767になっている。

この映像を公開した際、今作のプロデューサーである是角氏は、なぜ敵がゾンビ(クリーチャー)なのかをこう説明。

人間が相手だといろいろ不都合が出た

今回は銃の玉とかも貴重品なので、近接武器での戦闘が多くなる。そのため敵の視界を悪くしないといけないが、人間の兵士だとおかしくなってしまう。

また、防衛フェーズで罠に素直に引っかかってほしい。今までの敵だと障害物があったら迂回したり影から打ったりしてしまう。

サヴァイブというゲーム性に対して違和感のない反応をしてくれる敵として、人間ではなくクリーチャーとした。


いままでの世界観をぶち壊すこの発言。ファンからすれば、「じゃあその設定がおかしいと気がつけよ!」と言いたくなってしまう。

この評価に、KONAMIは何を思っているのか…。

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ


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