気の迷い? 「セクハラしたい」と思ったことのある人の割合は

「気の迷い」「間がさした」「抑えきれなかった」。セクハラをしたいと思ったことのある人は、世の中にどれほどの割合存在するのか?

2016/09/20 09:00


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tzahiV/iStock/Thinkstock

セクハラが問題視されている昨今。「ただ肩に手が当たっただけなのに…」など、本人に悪意がなくともセクハラ扱いとされることもある。

だが、ほんの一瞬の気の迷いで「セクハラをしてみたい」と衝動に駆られたことがある人はどれほどいるのだろう。しらべぇ編集部では、その割合を調査をしてみたい。


■約1割が気の迷いを経験

全国の男女1,368名を対象に「セクハラをしたいと思ったことがあるかどうか」を調査したところ、全体のおよそ1割が該当した。sirabee16914Sh (2)

男女別に見ると、やはり女性は約5%と少ないが男性は20%近くにも。一定数セクハラ願望がある人がいるようだが、やってはいけないことであるのを認識しているのだろうか…?

セクハラに関連するような最近のニュースを振り返ると、強姦致傷容疑で逮捕され、その後示談が成立したことを受けて不起訴処分となった高畑裕太さんの事件が記憶に新しい。

このような事件が起きた際の加害者の言い分は「魔が差した」「性欲を抑えきれなかった」と、衝動的に行ってしまったことをほのめかすものも多い。

一瞬の気の迷いで人生を棒に振らないように、理性を失うことなく慎重に行動してほしいところだ。


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■セクハラ認定されるかもしれない3つの事例

ここで、「セクハラ認定されるかもしれない事例」をいくつか紹介したい。とくに男性のみなさんは、よく覚えておいてほしい。


①「壁ドン」

女性がキュンとする仕草としてテレビなどで取り上げられ有名になり、実際に職場でされたという女性が急増。

飲みの席などでテンションがあがってのことなのかもしれないが、好きな人以外にされるとそれはただの不快な行為


②「匂いをかぐ」

数カ月前、体には直接触らなくても、匂いを嗅ぐだけでも痴漢になると男性に衝撃を与えたニュース。

いくら親しい仲でも、相手がセクハラだといえば、立派なセクハラになりうるケース


③「しつこく食事に誘う」

意中の人に振り向いてほしいからといって、断られても何度もデートや食事に誘うことはセクハラになりかねない

とくに、職場の立場などを利用した場合は問答無用でセクハラ認定を受けることも…。


会社によってはセクハラによる被害を防ぐため、相談窓口をも置けるなどさまざまな配慮や対策を行っているところも多くなってきているようだ。


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■イケメンや美人ほどセクハラ願望…?

最後に、気になる調査結果を紹介したい。セクハラ被害は、美男美女が受けることが多いように思われるのだが…

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美男美女だという人のほうが、よからぬことを考えているのかもしれなかったのだ。あくまで傾向ではあるのだが…驚きである。


今やネットで情報が拡散される時代。高畑さんの事件のように、示談として罪に問われなくとも社会的制裁を受けることになるかもしれない。

また異性だけではなく同性であっても、女性であれば結婚や妊娠などに関わることで不快な発言をすれば、セクハラと捉えられることもある。

発言ひとつをとっても、十分に気をつけたい。


(文/しらべぇ編集部・ふふふふ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名(有効回答数)
セクハラ不快社会問題調査高畑裕太
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