やっぱり埼玉は「ダサイタマ」?ファッションとの関連が明らかに
ファッションの一部として、広く浸透している、古着。
フリマアプリやネットオークションの普及もあって、以前よりも身近になった一方で、見知らぬ他人が袖を通した服に抵抗を覚える人もいるかもしれない。
そこで、しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1378名に対して、「古着に対しての印象」について調査を実施した。
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■「古着に抵抗がない」は3割
全体では、およそ3割が「古着に抵抗がない」と回答したが、中でもその割合が多かったのは、静岡県と広島県。
逆に、抵抗があると答えた割合が多かったのは福岡県と埼玉県で、上位と下位には2倍以上の差が開いた。
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■埼玉県のファッション事情は…
埼玉県を揶揄して、「ダサイタマ」と呼ぶことがある。東京に隣接しながら、比較したら洗練されておらず、文化が遅れているという意味。タモリが広めた言葉と言われている。
今回の調査結果から見れば、埼玉県民は「新品の洋服を好むファッション好きの人が多い」ということ。
一方で、古着もファッションの重要な一分野だとすれば、おしゃれのセンスが「やや狭い」と言えるかもしれない。
近年オープンした「越谷レイクタウン」など、最新のファッションに触れられる大型店舗が多い影響もあるのだろうか。
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■「埼玉」であることを隠さない県民性
「ダサイタマ」と呼ばれてしまう埼玉県だが、「埼玉らしさ」を確立しているとも言える。
「東京ディズニーランド」「新東京国際空港」は千葉県にありながら「東京」を名乗っているのに対して、「さいたまスーパーアリーナ」など、埼玉県は東京を「偽装」することが多くない。
こうした戦略・感覚の違いが、将来は大きなブランディングの差となってくる可能性も。ダサイタマと笑っていられるのも今のうちかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・渡邉ハム太郎)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1378名(有効回答数)