キムタク否定派が増加中 時代を作った男はもう賞味期限切れ?

2016/09/20 08:00

ピアノ
Minerva Studio/iStock/Thinkstock

2016年をもって解散することが発表されたSMAP。解散の「元凶」といわれるなど、多くのメディアからバッシングを受けているのが木村拓哉だ。

それを受けて、木村の好感度も大きく下がっている。来年1月に放送予定である木村主演のドラマでは、ヒロイン役がなかなか決まらないなど、多方面で悪影響が出ている様子だ。



 

■キムタクの連ドラ主演はもう見たくない?

この話題に関連し、しらべぇ編集部では全国の男女1,368名を対象に「木村拓哉の連ドラ主演はもう観たくない?」と尋ねてみた。すると結果は…

木村拓哉

なんと、男女ともに4割もの人が「観たくない」と答えたのである。抜群のルックスから女性ファンからの支持は厚いものと思われたが、今やそうでもないようだ。「恋愛ドラマといえば木村拓哉」といわれていた時代は、もう終わってしまったのだろうか。


関連記事:キムタク「ただ前を見て進みたい」発言からなぜSMAP解散に至ったか

 

■時代を作った「木村拓哉」という存在

編集部では業界関係者(50代男性)に、木村に対してどのような思いを抱いているのかを聞いてみた。

近年、木村拓哉の賞味期限切れ説は業界内でよく聞こえていました。そこに加えて、今回のSMAP解散騒動で妻の工藤静香と合わせて「戦犯」とされたことで、木村のオワコン感が業界内でより強まってしまいましたね。


木村といえば、日本のテレビドラマ界において時代を形作った「金字塔」のような存在です。96年あたりから2000年代初頭にかけて彼が出演したドラマは、当時の流行そのものを作ってきました


とくに、96年にフジテレビで放送された『ロングバケーション』の当時のインパクトは凄まじく、音楽・ファッション・ライフスタイルにまで影響を与えました。毎話30%近くの視聴率に加え、最終回を海外から生中継するなど、今では考えられないようなコンテンツでした。


そんな彼がこの歳になって、最後に「悪者」として世間から扱われてしまうのは、当時を知る関係者からしたら悲しい気持ちになります。


今回のSMAP解散騒動で戦犯扱いされた木村だが、業界内では彼の過去の功績を称える声も確かにある。

96年の『ロングバケーション』から今年で奇しくも20年、木村拓哉という「コンテンツ」にとって今が転換期なのかもしれない。

(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie
qzoo-200x94【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名(有効回答数)

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SMAP木村拓哉ドラマ解散調査
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