テレビの副音声が好きな人の特徴 キーワードは「裏の顔」?

2016/09/21 20:00

LorenzoPatoia/iStock/Thinkstock
LorenzoPatoia/iStock/Thinkstock

視聴率の問題がささやかれているテレビ業界では、対応策として出演者の当時の様子や生の声が聞ける「副音声」で番組を楽しめるという企画をする番組もある。

そこでしらべぇでは、「テレビの主音声より副音声のほうが楽しみだ」という人の割合を、全国20代〜60代の男女1,368名に調査してみた。


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■副音声のほうが楽しいという人は1割にも満たず

すると、「テレビの主音声より副音声のほうが楽しみだ」という人は、全体で7.9%

副音声

主音声あっての副音声ということもあるためか、1割にも満たない結果となった。

しかし、実際に副音声を楽しむこんな声も…


副音声では、主音声では伝えられない視聴者目線の意見をタレントや俳優が繰り広げており、その暴露具合や素が垣間見えるのが評判だ。


「1回目は主音声で、2回目は副音声で観る。むしろ、副音声は2回以上観ちゃうときもあります」(20代女性)


このように回答する人もいて、テレビ番組を隅から隅まで楽しんでいることがわかる。


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■裏を読みたがる人は副音声のほうが楽しみ?

また特徴別で見てみると、「しらべぇ」をよく読むという人では約半数もの人が、テレビの副音声のほうが楽しみなようだ。

副音声

人とは少し違った視点を求めるような「しらべぇ」読者は、副音声の素が垣間見える音声に楽しみを覚えるのだろうか。

さらに、現在浮気/不倫中の人でも約半数と、やはりちょっとした刺激を求める人が「裏の顔」ならぬ「裏の声」を楽しんでいるのかもしれない。

さらに、ネトウヨの自覚がある人も3割という結果に。副音声のぶっちゃけ感が合うのだろうか。


先日、関西地方でドラマの副音声が流れないというトラブルがあったが、楽しみにしている人のためにも、今後さらに楽しコンテンツを提供してほしい。

・合わせて読みたい→紅白、テラハ、ファーストクラス…視聴者引きつける副音声がテレビを変える?

(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野
qzoo-200x94【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名(有効回答数)

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