池袋にスシローが開店→近くのくら寿司と比較「スシローは行く価値なし」
9月15日から、池袋に大人気回転寿司チェーン『スシロー 南池袋店』がオープンした。
池袋西武から歩いてすぐの場所にはすでにライバル店の『くら寿司』があり、これから仁義なき寿司バトルが始まりそうだ。
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■くら寿司とスシローどちらがいい店?
そうなると気になるのは、「池袋ではくら寿司とスシローどちらがいい店なのか?」ということ。
スシローは池袋エリア限定のメニューも用意しているとのことで、くら寿司にガチ勝負を挑む姿勢を見せている。
スシローの本気とくら寿司の迎撃態勢を確認しに池袋の両店へ行ったところ…衝撃の結果が待ち受けていた。
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■池袋スシローは行く価値なし
結論から言うと、悲しいことに現時点では「池袋のスシローは行く価値なし」である。
記者はくら寿司もスシローも愛しているが、愛ゆえの加点を含めても池袋のスシローはお勧めできない。
いったいなぜ行く価値がないと思ったのか、まずはその理由を説明したいと思う。
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①1皿120円と割高
くら寿司は池袋エリアでも1皿100円なのに、スシローはなぜか1皿120円と値上げしている。20円も他店より高いのだ。
これだけで池袋以外のスシローへ行く人は「池袋だけなぜか割高だから行かない」となってしまうだろう。
立地的に家賃が高いのかもしれないが、くら寿司が100円を貫いているので、スシローの割高感はさらに高まる。
お得な120円で3貫のメニューも用意しているが、そればかり食べるようでは100円回転寿司ならではのメニューの豊富さは楽しめない。というか、原価の低いネタを単純に3貫入れただけである。
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②くら寿司はメニューのバリエーションが豊富で美味しい
スシローは池袋エリア限定のメニューも用意しているが、正直言って駄作である。
ローストビーフをてんこ盛りにした300円の寿司ははま寿司のローストビーフ寿司のほうがコスパがいいし、シメサバとシャリをバンズで挟んだバーガーは最悪。
パンが冷え冷えなのでサバの生臭さが際立ち、ホントに試食したの? と思えるスシローらしからぬ低いクオリティの商品だ。
それに比べくら寿司はパフェや豆乳ドーナツなどのスイーツから、うな重にラーメン、カレーパンなど高クオリティなサイドメニューが豊富。
また、期間限定だが中トロ3貫も200円で食べられる。
メニューの幅もくら寿司のほうが圧倒的に広く、完全にスシローの上を行っている。それにくらべスシローは値段も高く、いまいちイケていない。
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③レーンの位置が変
また、なぜかスシローは寿司が回るレーンの位置が微妙に上にあり、背の低い人や子供が無駄に皿を取りづらくなっている。
さらにヒドいことに背の高い人だとレーンがちょうど首から下の位置ぐらいにあるため、前にいた全盛期のマライア・キャリーみたいな髪型をした外国人女性が首を振るたびに微妙に寿司に髪の毛が付くのを見て、気持ち悪くなってしまった。
注文した寿司が下から急速で来るため料理を頼めばいい話でもあるのだが、なぜこの配置にしたのか意味不明である。単純に不便だ。
最後に、席数もくら寿司のほうが多くて広いため、ゆったりと食事を楽しむことができる。
▼スシロー店内
▼くら寿司店内
■現時点ではくら寿司の圧勝
以上の理由から、現時点では池袋のスシローには行く価値がないと判断した。他のスシローのクオリティを知っているスシローファンならなおさらである。
池袋のスシローしか行けない人向けなのかもしれないが、池袋のスシローだけ行って「これがスシローか…」と思われるのもスシローマニアとしては納得がいかない。
まだオープンして間もないためこれから改善されるのかもしれないが、現時点では南池袋で100円回転寿司を楽しみたいなら、くら寿司を絶対にお勧めする。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)