若手芸人に調査!お笑いの道を志す人の時期と傾向が判明

2016/09/30 17:00

©ぱくたそ
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『好きなことで、生きていく』


これは、YouTubeのCMでおなじみのキャッチフレーズだ。将来何をしたい、何になりたい、という将来の夢は、誰しも考えたことがあるのではないだろうか。

その中で、「お笑い芸人」という職業は一部の人間だけが成功するという、リスクのある業界だといわれている。

その過酷な業界に飛び込んだ人たちは、一体いつごろからその業界に身を置こうと考えていたのだろうか。



 

■お笑い芸人の約3割は「高校生」から志していた

しらべぇ編集部では、芸歴2年目までのお笑い芸人を対象に調査を実施。すると、芸人を志したのは高校生のころがもっとも多い結果に。

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大学、専門学校、就職…さまざまな進路の分岐点になるのが高校生。将来を考える中で、お笑い芸人になりたい自分に気づき、進路を決めた人もいるようだ。

驚いたのが、高校生に次いで多い「小学生」という結果だ。職業として志すというよりも、「生業」「気質」としてお笑い芸人を志していたということになるだろう。

そして、意外と多いのが「その他」という回答。「フリーター時代」「就職活動に失敗したから」「会社員をしていたが、ふと俺にもやれると思ったから」という意見だった。


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■お笑い芸人の半数は学生時代「イケていた」

お笑い芸人という「人前に立つ職業」を志す人たちの学生時代は、どのようなものだったのだろうか。編集部では、あわせてこんな調査をしてみた。

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すると、学生時代に「目立っていた」のは半数という結果に。

学生時代にクラスの中でイケていた生徒がそのままお笑い芸人を志す、というパターンが多いようだ。人前に立つということには、ある程度慣れているのかもしれない。

その一方で半数のお笑い芸人は、学生時代は目立っていたタイプではないものの、お笑い芸人を志していたということになる。

クラスで目立っていた生徒を見ながら、「いつか皆に注目されたい」と思っていたのだろうか。


志望理由も時期も環境もさまざまな人たちが、「面白い」を追求するお笑い芸人として日々、切磋琢磨している。

劇場に足を運ぶ機会があったときには、舞台に立っているお笑い芸人の過去を想像してみるのもいいだろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・伊藤大生
【調査概要】
方法:アンケートによる調査
調査期間:2016年9月17日〜2016年9月22日
対象:芸歴2年目までのお笑い芸人男女42名(有効回答数)

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