「『バカ』って言うほうがバカ!」偉い人ほど思っていると判明
「バカ!」「バカって言うほうがバカなんだよ!」
日本人なら子供のころに一度は経験しているであろう「どっちがバカか」論争。
大人になればさすがにこんなやりとりはしないだろうが、「バカ」と言われて気分のいい人はまずいない。
「バカと言うほうがバカ」だと考える人はどれだけいるのか。どんな人が抱いているのか。しらべぇ編集部は、全国20代~60代の男女1,368名を対象に調査を実施した。
■年齢が上がるほど「バカ」には敏感?
「『バカ』って言うほうがバカだと思う」派は全体の34.4%。年代別の数字を見ると、20代、30代では20%台に留まった。
若い年代は「キレやすい」と揶揄されることも多いが、「バカ」と言われても案外平気でいられるのかもしれない。
反対に50代、60代以上ではともに40%オーバーと、一気に数字が跳ね上がる。若い層は「バカ」と言われても受け流し、年齢が上がるほど敏感になるようだ。
■雇われる側と雇う側とで意識の違いが?
では職業別だとどうなのか? こちらはバラつきが見える結果となった。
「言うほうがバカだと思う」と回答した経営者/会社役員は会社員と比べて18ポイントも上昇している。
いうなれば前者は「雇う側」、後者は「雇われる」側。いち会社員としてなら多少の罵倒も都度気にしていられないだろうが、重役ともなれば聞き捨てならないのだろうか。
若い人同士ならまだしも、人生の先輩やお偉いさんは罵倒に敏感。やはり大人になったら“「バカ」って言う”のは控えたほうが賢明なようだ。
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(文/しらべぇ編集部・田村R)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1368名(有効回答数)