因果応報?反省しても遅い…「いじめっ子」たちの悲惨な末路
学生時代に、クラスメートをイジメた経験がある人もいるだろう。中には、そのイジメが、大人になってから形を変えて自分に戻ってくることもあるらしい。
しらべぇ取材班は、イジメた経験がある人たちに話を聞いてみた。
①世界は狭い…
「高校生の時に、同級生の女の子をかなりイジメていて。それが原因で、彼女は学期の途中から、不登校になり、卒業式にも出席しませんでした。
高校卒業後は、会うことはなくなったんですが…。社会人になり職場で初彼氏ができて。彼のFBをふと見たら、私がイジメていたあの子が…。
どうやら大学のサークルの後輩だったようで。さらにお互いに投稿に頻繁にコメントしあうほど仲が良くて。兄妹のような関係みたいで…。
彼には心優しい子と思われたくて、いじめっ子の過去を隠していたし、『イジメは絶対に許せない!』とまで言っていたので。
その日から『彼女にいじめっ子というのを暴露されるのでは。彼に嫌われて終わるのでは』と悶々。『バレませんように…』と毎日祈っていますが…バレるのも時間の問題かな…」(Sさん・25歳)
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②子供がイジメられて…
「私は気が強かったので…オドオドしている子が嫌いで、小・中・高はもちろん社会人になってからも、気が弱い子によく意地悪していました。
私としては『イジメられるほうが悪い。イジメられるほうに問題がある』。まさにこんな考えを持っていて…。だから申し訳ないと思ったこともなくて…。
でも息子が小学生になった時に、学校で酷いイジメがあり。我が子が傷つけられたのがショックで、学校や保護者、近所の人など、至る所に訴えました。
しかし、私はずっと地元にいたので、子供の頃からいじめっ子体質を知っている人がほとんど。息子と同じ学校に通う母親には、私がいじめた子たちもいて…。
だから周囲からは『因果応報じゃん』『自分がさんざん周りにしたくせに、自分がされたら騒ぐなんてありえない』と罵詈雑言が…。
悪いことをしたら、自分や自分の大切な人に帰ってくるんだ…と、いじめっ子になってから30年以上経って気がつきました」(Mさん・37歳)
「イジメたほうはすぐに忘れても、イジメられたほうは一生覚えている」とも言う。いじめられっ子たちの恨みが、形を変えて自分たちに戻ってくるのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)