デジタル世代におすすめ!「手書き日記」の3つの魅力とは
ネットが普及した現在、日記を手書きで書いていた人でブログへと移行した人も少なくないだろう。
だが、今でもあえて「手書きで日記を書いてる」人はどれくらいいるのだろうか。しらべえでは、全国20代〜20代の男女1,365名に調査をしてみた。
■手書きの日記を書いている人は1割ほど
すると、手書きで日記を書いてる人は全体の9.3%と、極めて少ない割合に。
もともと日記を書く習慣がない人も含まれているだろうが、やはりデジタル時代の影響も少なからず関係しているだろうか。
編集部では、貴重な存在ともいえる「手書きの日記を書いている人」に話を聞いてみると…
「Facebookに毎日のことを書いている人や、ブログを書いている人も周りにはいます。でも私は、自分に起きたことを誰かに見せるっていうのは自己満にしか思えず抵抗があるので、自分しか見ない手書きの日記を書いてます。
日記専用のノートにつけるのではなく、デイリー手帳の大きい枠に書いていますね。そのほうがさっと書きやすいし、文字以外にもイラストなども自由に書けるので、私には手書きの日記が合っています」(20代女性)
毎日のことを公の場につづることに抵抗がある人は少なくないだろう。そういった人には、手書きの日記が向いているようだ。
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■手書き日記の3つの魅力
このほかに、手書きの日記にはどのような魅力があるのか。前述した20代女性に話を聞いてみると、3つの点を語ってくれた。
①好きなときに好きなように書ける
1日の終わりに振り返って書く方法もあると思いますが、何かが起きて、少し時間が空いたときにそのことを書くのがいいと思います。
1日の終わりに全部書くと、あるときは眠くてそれどころじゃない人もいるかもしれないし、義務のようで強迫観念に駆られてしまう可能性もあって、続けられないと思うので。
②ストレスの軽減
自分の中に溜めていた思いを文字にするということは、想像以上にストレスがすっと抜けていく感覚があります。誰に見せるわけでもないと思うので、好きなことを好きなように書いてみることをおすすめします。
③初心を思い出せるきっかけに
アルバムって昔のほど見るのが楽しいですよね。手書きの日記もそれと一緒で、「2年前はこんなこと思ってたんだ」とか、初心に戻れるきっかけとなることもあるかもしれません。
思いを手書きの文字にするだけで気持ちがスッキリするとは。今すぐにでもできることなので、ストレスを感じている人は、今持っている手帳に少しでも感じたことを書いてみる。
そこから始めてみてはどうだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)