今後の大河ドラマを占う?主役で見たい偉人を調査してみた
本年度のNHK大河ドラマ『真田丸』は、視聴率も好調で、関連史跡は観光客が押し寄せているようだ。
こうした影響もあってか、「地元出身の偉人を大河ドラマの主役にしよう」という動きもある。
たとえば京都府亀山市は、明智光秀を主人公にしようと「NHK大河ドラマ誘致推進協議会」を立ち上げている。
■大河ドラマの主役で見たい偉人 やはり人気はあの人
そこで、しらべぇでは全国の20~60代男女1,365名を対象に、「大河ドラマの主役で見たい偉人がいる」かを調査したところ、12.7%の人が「いる」と回答した。
また、具体的に人名をあげてもらった。
・1位:織田信長(6票)
・2位:聖徳太子、坂本龍馬(5票)
・4位:伊達政宗(4票)
・5位:伊藤博文、加藤清正、山本五十六、石田三成、足利尊氏、卑弥呼、明智光秀、立花宗茂(3票)
織田信長がトップ。『国盗り物語』(1973年)、『信長 KING OF ZIPANGU』(1992年)と、すでに2度も主役になっており、三天下の中でも特に人気が高いようだ。
坂本龍馬も『竜馬がゆく』(1968年)、『龍馬伝』(2010年)で主役となっている。大河ドラマの主役になる武将は、ある程度顔ぶれが決まっているのかもしれない。
そんななかで注目すべきは、従来あまり人気のなかった石田三成が3票を得ていることだろう。もともと地元佐和山では愛される武将だった。『真田丸』で人気に火がついたのかもしれない。
三成をはじめ、まだ一度も主役になっていない、聖徳太子や伊藤博文、卑弥呼らに期待したいところだ。
・あわせて読みたい→【真田丸】大河で見る石田三成 「佞臣」から「悲劇の人」へ
(取材・文/しらべぇ編集部・上江洲規子)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)