十字軍再び!? 「チェーンメイル」を着込んだドイツの警察が話題に

掲示板の書き込みによるとあくまでも有事の際の対応だそうだ。

2016/10/10 21:00

ドイツ・ベルリン・ブランデンブルク門

鋼線で輪を作り、それらを連結して鎧の形に仕上げた「チェーンメイル(鎖帷子)」は、中世ヨーロッパで広く普及した着込み防具。今、ドイツの警察が再びチェーンメイルを着用していることから、ネットでは「十字軍の再来か!?」と話題になっているようだ



 

■刃物に対する防御

チェーンメイルは金属板から作った鎧とくらべて軽量で柔軟性に優れ、特に刃物に対する防御効果が高い。

近年ドイツではナイフや斧による犯罪が増加しており、それに対応する形で警察官がチェーンメイルのような防刃服を着るようになっているのだとか。


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■これに対する外国人の反応

「どうやらドイツは十字軍に行く準備が整ったようだ」

「最近見たものの中では最高にカッコイイ」

「ラメラーアーマーの方がいいと思う」

「これは間違いなく刃物に対抗するために作られた現代のチェーンメイル。ドイツでは銃の入手が難しいけど、刃物なら全ての家庭にあるから犯罪者は刃物を選ぶ」

「オクトーバーフェストに行くとみんなナイフを持ってるから、これで身を守ればいい」

「ドイツ人はなんでそんなにナイフにこだわりがあるの?」

「銃は手に入りづらいし、今は規制も厳しいから」

「警察の中世化反対!」

「これなら陸にサメが上がってきても安心だな」

「ゾンビも」

「めちゃくちゃ重そう」

「ドイツに住んでるけど、警察官がいつもこんな格好しているわけじゃないんだが」

「彼らはSEK(ドイツの特殊部隊)の隊員で、相手が刃物を使う時にしかこれを着ないよ」

「デウス・ウルト!!」


※掲示板に多数書き込みがあった“デウス・ウルト”とは、「神がそれを望まれる」という意味のラテン語で、第一回十字軍による宣戦布告の際に民衆が上げた歓声のこと。


警察官の重装備化は治安の面からもあまり歓迎できる話ではないが、掲示板の書き込みによるとあくまでも有事の際の対応だそうだ。とはいえ、他の装備ともマッチしていて独特のカッコよさがあると思ったのは、記者(私)だけでは無いはず?

(文/しらべぇ編集部・びやじま

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