タトゥーを入れてみたい?浮気・不倫中の人にある特徴が
昔は、刺青を入れているといえばちょっと怖いイメージがあった。しかし、最近では若者を中心に「タトゥー」と呼ばれ、身近なものになってきている。
では、実際にタトゥーに興味を持っている人はどれくらいいるのだろうか。しらべぇ編集部では「タトゥーを入れているか・入れてみたいか」調べてみた。
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■若い人ほど「興味あり」
調査の結果を年代別で集計したのが以下のグラフだ。
タトゥーをファッションとして入れる人が増えたのは、団塊ジュニア世代(1971~74年生まれ)と言われている。調査結果でも、40代と50代の間で実施・興味ありともに割合が変化。
しかし、どの年代も実施・興味ともにかなり少ない数字だ。アメリカでは29%の成人男女がタトゥーを入れているというデータもあり、比較すると10分の1ほど。
しかし若い層の興味が高く、今後は増加していくかもしれない。
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■実施者にこんな特徴が…
タトゥー実施者を職業別に表したのが次のグラフ。
会社員や公務員、経営者/会社役員の実施者は4.1%と高く、希望者は同様に3.5%もいる。
年収別では500万円から1,000万円未満の間で実施・希望者が多い結果に。いわゆる中間層といえ、出世している人の実施率が高い。性格は肉食系でファッションに敏感だ。
さらに、「現在浮気/不倫をしている」人では全体回答の10倍に当たる29.2%の人がタトゥー実施者。容姿の良さも含め、自分への注目度が高いことを知っている人たちともいえそう。
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■一方で後悔する人も
タトゥー実施者の現在の感想を聞いた結果が次のグラフ。
タトゥー実施者の半数近くがタトゥーを入れたことを後悔している。年代や職業別に傾向がなく、それぞれの事情がありそう。
参考までにアメリカでの調査結果がこちら。タトゥー実施者の23%(2015年)が後悔しているという。以下が後悔の理由の上位5つだ。
・1位:タトゥーを入れたときは若すぎた
・2位:自分が変化し、現在のライフスタイルに合わなくなった
・3位:人の名前などを入れたが現在は関係なくなっている
・4位:タトゥーの仕上がりが悪かった/プロの技に見えない
・5位:とくに理由はない
(ハリス世論調査)
タトゥーに関する考え方は一様ではなく、さまざまな意見がある。
人間は立場や生活環境、生活が変化していく。タトゥーをきれいに消すことは難しいだけに、一時の興味や勢いで行うことは控えたほうがよさそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・谷葦夫)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,368名(有効回答数)