国民の8割が感じている運動不足 とくにサボっているのは40代
食欲の秋。秋の味覚に体のぜい肉や脂肪も気になるころ。学校や地域の運動会に駆り出されて、思うほどに動けなかった経験で、運動不足を実感することもあるだろう。
一方で、各地の市民マラソン大会は盛況だ。東京マラソン2017の抽選倍率は過去最高になった。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代男女1,365名を対象に、どのくらいの人たちが日ごろの運動不足を実感しているのか、調査を実施した。
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■運動不足を感じている人は8割
運動不足を「とても感じている」と回答した人は48%で、「そこそこ感じている」と回答した人は32%。全体の8割が「運動不足」を自覚していると判明した。
また「運動不足」と回答した人を年代別で集計すると、40代がピークになり、50代から改善されている。
年齢とともに体を動かす習慣や考え方が変わってくるようだ。
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■高収入ほど運動に積極的
年収別で集計すると、年収が高くなるにつれて運動不足を感じていない割合が増えている。
できるエグゼクティブ達は、忙しい時間を縫ってでも、運動に対する考え方を持ち、優先度を高くしているようだ。
頻繁に話題にあがる現代人の「運動不足」の実態をあらためて知る結果になった。
そんななかで、市民マラソンの人気は、多くの人が「何か運動をしなければ」と危機感を感じ、きっかけとして応募をしているのかもしれない。
最初から高い目標を立てすぎると、三日坊主になってしまうことが多い。まずは自分が楽しく続けられる運動やスポーツをさがしてみるのがよいようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)