ショックな出来事があってもちゃんと仕事!女性に多い理由は
失恋や好きなアイドルのスキャンダルなど、人生にはショックな出来事が多く待ち構えている。しかし落ち込んで仕事も手につかない状態になると、周囲の評価は下がるばかり。
しらべぇ編集部では、「ショックなことがあっても、仕事とは関係ないのできちんとすべき」と思うかの調査を実施。56.1%もの人が、なにがあっても仕事はやりこなすべきと思っていることが判明した。
■女性がショックな出来事があってもがんばる理由
男女別では、意外な結果に。
男性のほうが仕事にプライベートを持ち込むなと考えている人が多いと思いきや、実は女性のほうが厳しいのである。
性年代別で見ると、男女間での大きな差が見られたのは20代。
男性はつらいことがあったときに仕事ができないのは、大目に見てもいいと考えているようだ。しかし女性は、仕事はいつでもいい状態で望むべきだと思っている。
また女性は年齢が上がるほどに割合が多くなっており、60代では8割超え。女性の社会進出が少ない時代を経験した人は、男性以上に働かなければ認められないと考える人が多いのかもしれない。
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■失恋や親類の死…乗り越えるには時間が
どのような出来事で、仕事が今までのように手がつかなくなるのだろう。
「失恋くらいでと言う人も多いかもしれませんが、失恋ってかなりきつい状況だと思うんです。大好きだった人にフラレて、ずっと一緒にいた人と二度と会えないのに」(30代女性)
仕事と恋愛の両立のむずかしさは、こんなところにも当てはまるのだ。また大切な人を失った悲しみは、簡単に癒えるものではない。
「親類に不幸があれば忌引き休暇はもらえるが、それだけでは気持ちは癒えない。でも家に閉じこもっていると余計につらくなるので、働いて気分をまぎらわすのもいいのかも。ただ、今までの基準で仕事がこなせるかは不安」(40代男性)
仕事をきちんとするのは当然の話である。ただつらいことがあれば感情がコントロールできなくなるのも、人間であるかぎり当然。お互いが補え合える、職場環境があればいいのだが。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代有職者の男女644名 (有効回答数)