【悲報】「親友は何人?」の問いに→もっとも多かったのは「0人」
インターネットの普及により、ブログやSNSのコミュニケーションが深まり、今まで縁のなかった人たちとの交流が生まれている。
一方で、マンションの隣の人となりを知らない、町内会に参加しない。会社の飲み会に参加しない若者や、ひきこもる学生など、近所や地域社会、会社、学校での関わりが薄れている。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代男女1,351名を対象に、どのくらいの人たちが日ごろ、友人関係を構築できているのか、調査を実施した。
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■親友は何人いますか?
親友の人数を聞いてみたところ、もっとも回答が多かったのは「0人」の38%。3人以上と回答したリア充は28%だった。
平均すると、ひとりあたり2名弱の親友がいる計算になる。
世代別で集計すると、50代、60代で親友の数が多くなっている。学生のころにインターネットのなかった世代は、一期一会の絆を大事にしている傾向があるのだろう。
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■年収が高いほど親友が3人以上いる割合も高い
また、年収別に集計すると、年収が高くなるにつれて、親友が3人以上いると回答した人の割合が多くなり、年収1,000万以上の過半数があてはまる。
プライベートで腹を割って本音で話ができる相手が多いほど、仕事面に生かすことができているようだ。
学生時代とは違い、大人になってからの人付き合いは、なかなか心を許せるまで発展しないことも多いだろう。
また、SNSで知り合ったネットの友人くらいが、自分の本音を話しやすいと考えている人も多い。親友がいないと回答した人にとくに多い傾向かもしれない。
ストレスの多い現代の社会に、親友に頼るのか、ネットの友人に頼るか、選べるに越したことはないのだが…。
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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1351名(有効回答数)