若者のアルコール離れを検証 20~30代女子の1割は毎日晩酌してる?
仕事終わりに仲間や同僚と居酒屋などへ立ち寄るのは、とてもたのしいもの。一方で、自宅で飲むことを「家飲み」と呼び、景気の低迷がはじまったころから、一般的な言葉になってきた。
昔から、夜に家飲みをすることを「晩酌」と呼び、「家飲み」の概念は新しいものではない。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代男女1,365名を対象に、どのくらいの人たちが日ごろ晩酌をしているのか、調査を実施した。
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■毎日晩酌をする?
毎日晩酌するか聞いてみたところ、全体の22%がほぼ毎日晩酌をすると回答した。
性別・年代別で集計すると、年齢が高くなるにつれて、毎日晩酌をする割合が高くなる。若者のアルコール離れがハッキリと結果に現れている。
60代男性の晩酌率は半数に近く、会社を退職した人のたのしみのひとつになっているようだ。ともなって60代女性も23%と高い。晩酌を通じて、夫婦や家族の団らんが深まっているのではないだろうか。
また、20~30代女性の1割が毎日晩酌をしている。ストレスの多い現代社会のなかで、少なからずアルコールに癒やしを求めている女子がいると判明した。
ここしばらくの景気停滞で外での食事を控える傾向が高まっているものの、お酒を控えようとまで考えている人は少ないかもしれない。
「外飲み」に比べると財布に優しい「家飲み」。帰りの心配がない安心感から、家でダラダラ飲んだり、飲みすぎたりしないように。
また、休肝日をきちんと設けるなど、自分の健康を自分で管理することもしっかり考えて、楽しい晩酌ライフを。
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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1351名(有効回答数)