ストレス爆発寸前の人へ『ネコになってしまえばいい』
「会社にいけば上司に怒られ、部下はいうことを聞かない」
「取引先や学校・仲間の前では好印象を得るため最高の笑顔と話術を使ってみるが、どこかで笑われているような気がする」
ストレスや疑心暗鬼な心を抱えてしまっているビジネスマンや学生、ママ友など、面倒臭いさまざまなコミュニティに所属している現代の人々。
家に帰っても気分を晴らすことが難しい。ついには自分さえも信じられなくなってしまうなんていう人も…。
そんなときの心は重く、悩みも深くなっていくばかりだ。でも下を向いてばかりはいられない。上を向いて、もっと前に進めることができれば。
そう思ったときに背中をポンと押してくれる本がこれだ。
画像をもっと見る
■ネコになってしまえばいい?
心屋仁之助・著『ネコになってしまえばいい』は、リフォーム心理カウンセラーである著者が、癒しの代表「ネコ」の写真と共に、心を和ますちょっとした「言葉」を添えたページが展開されていく。
読んでいるだけで気持ちがほんとうにホッコリし、ときには涙さえ流れてしまうほど感動するページに出会うこともしばしば。
写真は、人気の猫クリエイターが集結する合同写真&物販展「猫休み展」に参加している人気作家や、今の猫ブームを開拓してきた重鎮ともいえる猫写真家たちが撮った最高の作品ばかり。
本格的に癒される猫たちの表情と、温かく優しい言葉に包まれれば、荒み折れた心を元気にしてくれることに間違いはない。
気がつけば、あなたも周りを癒せるネコのような人になっているかもしれない。
たまには、したくないことはしない、わがまま自由に、ネコのように生きてみるのも悪くはないはずだ。
・あわせて読みたい→羽海野チカ原作の人気コミック『3月のライオン』がNHKでアニメ化
(文/芥川 奈於)