宇多田ヒカルが日本の子育て環境に疑問 共感の声殺到

少しでも多くの人が寛大な心を持って優しく接し合えるような世の中になることを願いたい。

社会

2016/10/23 07:00

宇多田ヒカル

少子高齢化が進み、人口に占める子供の割合がますます少なくなっている我が国。年金制度や国力の維持という意味でも、今後を担う子供の存在は非常に大事なはずだが、赤ちゃんやママたちの置かれる環境はなかなか厳しい。

保育園や幼稚園が近隣住民の反対でなかなか新しく作れない電車の中で赤ちゃんが泣くと嫌な顔をする客がいる……などなど、しらべぇでもその実態をデータとともにお伝えしてきた。



 

■宇多田ヒカルの発言に注目が集まる

そんな中、ひとりのアーティストが東京の育児環境について印象を語り、大きな話題になっている。新作アルバム『Fantome』が世界中で大ヒットしている宇多田ヒカルだ。

20日に放送された日本テレビ系『NEWS ZERO』に出演した宇多田。自身も昨年7月に待望の第一子を出産し、現在イギリス・ロンドンで子育て中だが、東京は「子育てしにくそう」と感じるそうで、

「外で赤ちゃんが泣いてたら、すごく嫌な顔される」


「ベビーカー持って外に行って乗り物とかに乗ると、周りがまったく協力してくれない上に『なんだよ、こんな時間に』みたいな視線を投げかけられたり、嫌なこと言われる」


など、東京で子育て中の友人から聞いたエピソードを語ったのだ。それが宇多田には信じ難いようで……

「赤ちゃんが生まれて国が成り立っていくのに」


「将来自分の年金を払う人になってくれるのに」


「なんで、ちょっと泣いてるぐらいで嫌な気持ちになるんだろうとか、すごく不思議です」


などとコメント。日本での子育てが未経験のため、自分の認識が間違っている可能性もあると前置きした上での発言だったが、視聴者からは共感の声が寄せられている。


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■電車内で赤ちゃんが泣くと4人に1人がイライラ

宇多田が語ったように、電車やバスなどの公共交通機関で赤ん坊に対してキツく接する人は、実際少なからず存在している。

しらべぇの調査では、「電車での赤ちゃんの泣き声にイラッとする」と答えた人は、全体の4人に1人に及ぶのだ。

電車

この人たちすべてが赤ちゃんやママに対して冷たい言葉を投げかけるというわけでは決してないだろうが……ママたちにとっては、無視できない数字であろう。

仕事で疲れて電車で寝たい人もいるかもしれないが、赤ちゃんにとっては「泣くこと」がある意味仕事。少しでも多くの人が寛大な心を持って優しく接し合えるような世の中になることを願いたい。


(取材・文/しらべぇ編集部・しらべぇ編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日 
対象:全国20~60代の既婚男女1353名(有効回答数)