やっぱり? 身近で犯罪が起きた経験 福岡と大阪で多い傾向が
身近で犯罪が起きてしまった人の割合は…
凶悪な事件は、毎日のようにニュースで伝えられている。ニュースに取り上げられない場合も多く、今こうしている間にも犯罪が起きているかもしれないのだ。
そこでしらべぇ編集部では、「身近で犯罪が起きたことがある」かについての調査を実施。その結果、24.5%の人はあると回答した。犯罪が遠くの出来事とは、思えない時代のようである。
■2大都市の大阪と福岡に多い
都道府県別でみると、納得ができる結果に。
一番多い地域は福岡、続いて大阪となっている。
福岡は過去に暴力団の抗争が激化し、ロケットランチャーが倉庫から発見されたこともあった。今回の調査では、暴力団が絡んでいるかまでは不明。ただ、犯罪の多い街としての一面があるのもたしかだ。
また、大阪はひったくりや強制わいせつなど、不名誉な1位が多い。身近でこのような犯罪の被害者がいる人も、悲しいことだが多いのであろう。
どちらも大都市ながらも、親しみやすさのある魅力的な地域だ。犯罪が減れば、さらに住みやすい街になるはず。
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■警察突入も靴を脱いでしまい…
身近に起こった事件とは、どのようなものであろうか。
「近所の家で、殺人事件があった。愛人のいる夫が、妻が邪魔になり犯行におよんだそう。まさか、こんな近くで大事件が起きるなんて思いもしなかった」(50代女性)
また、警察が家に突入をしたケースも。
「子供の頃ですが、窃盗犯がうちの家の裏に逃げ込みました。警察が玄関から突入したのですが、ひとりの警察官だけ丁寧に靴を脱いでしまって。裏手に降りるのに靴がないので、私の小さい靴を履いていておもしろかったです」(40代女性)
普段は平和な街で、警察もこのようなシーンには慣れていなかったらしい。
できる限り、犯罪には巻き込まれたくないもの。悪者を捕まえるのが一番大切だが、防犯ブザーを持つなど自分でできる対策もしておいたほうがいいだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)
(文/しらべぇ編集部・ニャック)