住みやすく子育て環境も抜群!平均年齢が低い「江戸川区」の魅力
東京23区全体の高齢化が進んでいる中で、中央区、港区に次いで若年層やファミリー層の割合が高い「江戸川区」。
平均年齢の低さでは23区一であり、若者が多いイメージのある渋谷区や目黒区、品川区と比較しても飛び抜けている。人口も年々増加傾向だ。
「江戸川区」と聞くと少々地味な印象があるかもしれないが、どうしてここまで若年層やファミリー層に人気があるのか。しらべぇ取材班では、過去に江戸川区で仕事をしていた30代女性に話を聞いてみた。
①地元を離れない人が多い
「かつて江戸川区で、民間の教育関連の仕事をしていました。
前任者からは「子供が少ないエリアだから、難しいかもね」と言われましたが、調べてみたら23区内でもダントツに子供が多い。ですので、私はお子さんを多く取り込めました。
その理由をいくつか挙げますと、まず子育てしやすいそうです。ひとり親の場合でも、区が無料の家庭教師や塾を提供してくれますし、また子育ての補助制度も充実しています。
そして、結婚も早くて3世帯同居なんて家庭も珍しくありません。マイルドヤンキーなんて言われますが、元モーニング娘。の後藤真希のように地元出身同士の結婚を若いときにした人を、何人か知っています。
お母さんは働きに出て、子供は地域と祖父母が見ているなんてご家庭も珍しくなかったですよ」
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②江戸川区で子供が育つ「最高の環境」
「また、環境もよいです。東西線や都営新宿線、JRとあるように大抵都心に一本で出られます。また公園の面積は区内で最も広く、葛西海浜公園をはじめとして子供が楽しむには十分なほどに備わっていますから。
代々住み続ける理由がわかります」
人や交通、自然、どれを取っても地域一帯となって子供を育てる環境が、江戸川区にはあるようだ。
「子育てしやすいエリア」として若年層やファミリー層が多く、他の区から見れば羨ましい限りの環境となっている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)