水没しひっくり返ったヘリコプターの中から脱出する米海兵隊の過酷な訓練映像
海に墜落したというシチュエーションで、水の中に沈んでいくヘリコプターの中から脱出する米海兵隊の訓練映像。
ダイバーが横にいるとはいえ、限られた時間のなか自力で機体から脱出せねばならず、かなり大変な訓練のようだ。
■最も過酷な訓練!?
タイトルに「米海兵隊の中で最も過酷なテスト」とあるように、この訓練には様々な障害が待ち受けている。
まず、訓練を受ける隊員は皆地上と同じ装備を身に着けたままの状態なので、必然的に水中での動きは大きく制限される。
さらにヘリ墜落時には身体が機体のハーネス(シートベルト)に固定されているため、水中で冷静にこれを外し脱出しなければならないのだ。
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■訓練だから安全ではあるけれど…
もちろんこれはあくまでも訓練なので、常に数人のダイバーが付き添い緊急時に備えている。
また、隊員たちも水中ゴーグルと酸素ボンベを装着しているため、万が一時間内に脱出できなくても命に別状はない。
とはいえ、水没し天地が180度ひっくり返った機体の中で焦らず行動するにはかなりの精神力と予備知識が問われそうだ。
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■いざという時のための訓練
タイトルの通りかなり過酷な訓練のようだが、いざという時冷静に対処できるようにするためには、繰り返しの練習が欠かせないのだろう。
ただ、もしも本当に墜落してしまった場合、ゴーグルや酸素ボンベ無しで脱出しなければならないわけだが……
想像するだけで恐ろしいので、そのような事故が起こらないことを祈るばかりだ。
https://www.youtube.com/watch?v=Hr2B_Gay2f0
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)