働きたくなかった…会社員になりたくなかった人の本当の夢
「スーツを着て、満員電車に揺られる生活なんて嫌だ!」
こんな思いを学生時代には抱いていたものの、いまや自分もその中のひとり。悲しい現実だ。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代会社員の男女454名に「本当は、会社員にならないつもりだった」かどうかの調査を実施。
ならないつもりだったと答えた人は1割程度と、とても少ない結果である。ほとんどの人は、会社員になるものだと子供の頃から思っていた。もしくは夢はあったが、早々にあきらめたようだ。
■20代、男性は夢見て、女性は現実的?
性年代別では、若い年代の男女で大きな差が。
20代の男性が2割で、一番多い割合になっている。しかも同世代の女性1割を切っており、男女間で大きな差が。若い男性は夢を見て、女性はリアリストが多いようだ。
「クリエイティブな仕事で自立したかった」(男性20代)
「喫茶店など飲食店の経営」(男性20代)
20代なら、これからでもチャレンジできそうである。
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■ミュージシャンやサッカー選手、夢をかなえるのは一握り…
子供の頃から思い描いていた夢がかなわず、会社員になった人はかなり多い。
「サッカー選手」(男性40代)
「ミュージシャン」(男性50代)
「小説家」(男性40代)
「マンガ家」(女性40代)
また研究を続けたかったが、あきらめた人も。
「大学の教授、またはシンクタンクで働く研究者」(男性20代)
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■会社員をせずに「働きたくなかった」
他の仕事を答えた人が多い中、こんな意見もあった。
「働きたくなかった」(男性30代)
「なににも、なりたくなかった」(男性20代)
「ニート」(男性20代)
面倒だがお金と世間体のため、仕方なく働いている感じだろうか。また、少し似ているが漠然とした答えも。
「とくに考えていなかったが、スーツを着ない職業全般」(女性30代)
着るものにとらわれず、もっと自由な仕事がしたかったのだろう。
スポーツ選手などは選手寿命があるが、会社員をしながら資金を貯めたり副業として始めたりできる回答も多い。気持ちが変わっていないなら、今から挑戦してもいいかも。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代会社員の男女454名 (有効回答数)