ハロウィーン女子が「寝間着でディズニー」 運営会社はやんわり制止
10月31日のハロウィーンを控え。東京ディズニーリゾート®(TDR)が「ディズニー・ハロウィーン」イベントの一環として仮装での入園を10月25日から31日の1週間にわたり認める。
普段は仮装での入園が禁止されているTDR。期間中も、仮装で扮(ふん)することができるのは「ディズニーのキャラクター」のみに制限する。制限では、「目のやり場に困るような露出の不可」といった項目も設けている。
■パジャマはNG
一方、一部で盛り上がりを見せつつあることをしらべぇも報じた「パジャマで外出」ブームに乗って、パジャマで入園したり、入園してからパジャマに着替えたりする入園者を懸念する向きもある。若い女性らがグループで実行することが多いとされ、SNSにはずいぶん前から、その様子を投稿した写真が散見される。
写真を見た人の反応は「楽しそう」「やってみたい」「非常識」「パジャマは部屋で着るもの」「人混みの中でパジャマで歩く勇気がすごい」など賛否両論といったところだが、おおむね否定的な意見が多数を占めるようだ。
先行する報道などによると、TDRを運営するオリエンタルランド社は「『外出する時に着るものではない』『裾が長いものなどは安全面問題がある』という点から、キャスト(従業員)からお声がけするケースがあります」というコメントを出した模様。「パジャマでディズニー」をやんわりと制止する方針を示している。
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■「夢の国」だから?
パジャマは寝間着ともいうだけあって、そもそもは就寝時に着用する衣服。ただし「銭湯など入浴施設帰りの子ども」「散歩中の入院患者」などは外出時でも着用が黙認されているようだ。
しかし遊園地への外出となると少々事情が異なり、いくらTDRが「夢と魔法の楽園」だとしても、パジャマの着用はベッドで「夢見る」時間だけにとどめておくほうがよくないだろうか。
そもそも一昔前なら、若い女性が人前にパジャマ姿で出ること自体がNGだった。しかもTDRは海沿いにの立地だから、晩秋の潮風にさらされると体を冷やす恐れもある。「パジャマでディズニー」を計画しているという人には再考を望みたいところだ。
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(文/しらべぇ編集部・上泉純)