「AV」に偏見を持つ女性は約4割に 複雑な本音を明かす
AVに悪いイメージのある女性は一定数いる?!
タレントからセクシー女優に転身した坂口杏里。彼女のAV出演で、世間からはさまざまな意見が聞かれた。 中には、「亡くなったお母さんが天国で泣いている」という声も。
この言葉を聞いてもわかるように、AVというだけで偏見を抱いている人もいるのだ。 たとえ、セクシー女優本人たちが誇りを持っていたとしても。
■女性の4割はAVに偏見 年齢が上がるにつれ増加
しらべぇ編集部では、全国の男女1,365名を対象に「AVというだけで偏見を持ってしまう」人の割合を調査。
すると男性では25.9%だったが、女性では43.5%にもなったのだ。同性からの理解がなかなか得られていないとわかる。女性の年代別で見ると、年齢が上がるにつれてAVをよく思わない人の割合が増えていく。
この結果について、50代の主婦は次のように語る。
「昔は、今ほどそういったビデオに出演している女優さんたちが表に出てこなかったと思うんです。なので、勝手にいかがわしいものだと決めつけていたこともあったかなと。女性なので、そういうビデオを見る機会もあまりないですし…。
最近では、AVの世界で働く女優さんたちもテレビに出てたり、SNSで発信をしていたり。昔よりは、身近な存在になってきているのかなとは思いますけど…」
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■AVに偏見はあるけど…20代女性の複雑な本音
本調査結果を見ても、AVに悪いイメージのある女性は一定数いるとわかる。20代女性は、このように複雑な思いを語る。
「AVと聞くとあまりいい印象はないのですが…実際、女性でもそうしたビデオを見ている人はけっこういると思うんです。 私も見たことがありますが、すごく勉強になりますよね。
とくに、はじめての行為のときはわからないことだらけなので、どういう振る舞いをしたらいいのかとか、細かいところまで参考になりました。AVをこっそり見ている女の子、けっこういると思いますよ」
「私は彼氏とAVを見ることがあります。周囲には絶対に言えないので、やっぱり自分も偏見を持っていると思いますね。
AVのものにもよると思いますけど、悪いものばかりではないのではないでしょうか。今では女性向けのもたくさん出ていて、とても身近なものになっていると思います。
そうしたビデオを『いかがわしい』と思うよりも、セクシー女優さんには『尊敬』の気持ちすらありますね。とても美しいですから」
ということだった。
彼女たちの言うように、女性たちの中にはAVを「勉強になるもの」と捉えている人もいるようだ。ただ、それを口に出しては言いづらいという。
セクシー女優という職業は理解が得られにくいかもしれないが、支持している同性の声も、たしかにあるのだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)