悪い意味でなる場合も…有名になりたい人が少ない理由
テレビで活躍する芸能人やヒット作を生み出す映画監督など、有名人と呼ばれる人はあらゆる業界にいる。ただその地位まで登りつめるのは、ほんの一握りなのもたしかだ。
しらべぇ編集部では、「有名になりたい」かどうかの調査を実施。有名になりたいと答えたのは、わずか10.6%しかいない。人前に出るのが苦手な、日本人らしい結果である。
■男性のほうが野心家
性年代別でみると、どの年代でも男性のほうが多い。
男性が草食化していると言われているが、有名になりたいと野心を持っている人は女性よりも多いようである。
また若い人のほうが、有名になりたい願望が強いと判明。将来への希望の大きさが、現れる結果だ。
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■嘘で有名になって公務員の道が絶たれたゲーマー
職業別では、自由業が一番多い。
自由業なら仕事内容によるが、有名になることによって仕事の可能性が広がる。一般的には知られていなくても、業界内で有名であれば強みになるのだ。
また、一番少ないのは公務員だ。少し前に群馬県の臨時職員が、ゲームの世界大会で優勝したとうそをつき、想像以上に大騒ぎに。彼は正式な公務員になりたかったそうだが、変なことで有名になり、その夢も絶たれてしまった。
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■有名になるとたたかれる
有名になりたい人の意見は、承認要求を満たしたいと取れる。
「なにで有名になりたいかもわからないけど、今までこれといった成功体験もないので。一度は脚光を浴びてみたいですね。本当は、人前に出るのも苦手な性格なんですが…」(30代男性)
また有名になりたくない人からは、ネット社会ならではの答えが。
「有名になったら、たたかれることも多くなるからひっそりと生きていたい。アイドルのSNSとか見てても、ファンも多いけどアンチの返信がひどいし。私なら、心が折れる」(20代女性)
スポットライトを浴びている人は、ちやほやとされる代償に多くの批判を浴びているのであろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)