二次元の嫁もパートナーも合わせ持つ「真のリア充」年代に意外な偏り
アニメやマンガで推している二次元キャラクターのことを嫁と呼ぶ文化がある。女性であっても男性キャラのことを嫁と呼ぶことは多い。
しかし、二次元に嫁がいても、現実世界にパートナーがいないとは限らないはずだ。実際どれぐらいの割合でリア充が混じっているのだろうか。
しらべぇ編集部は、全国の恋人・配偶者がいる20代~60代男女913人に「二次元に彼、彼女、嫁、旦那がいる」か調査を実施した。
■意外な年齢層の偏り
二次元の嫁がいると答えたのは全体の13.7%だった。全体的には少数派だが、意外と1割もいる事実に驚かされる。
年代別にみると男女ともなんと60代がもっとも多く、30代が少ない結果に。純粋に60代にもなれば、パートナーにトキメキを感じることが少なくなっているのかもしれない。
30代は、社会現象となった『エヴァ』や、日常系萌えアニメを切り開いた『あずまんが大王』と出会っているはず。二次元に嫁がもっといてもおかしくない。
この調査に恋人のいない人は除いていることを考えると、二次元にハマりすぎて、三次元がおろそかになってしまった世代なのかもしれない。
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■地域にも偏りが
地方別の調査結果を見てみよう。2割を超えたのは東北と九州・沖縄、もっとも少ないのは東海地方だった。
東海地方の愛知県は日本でコスプレの盛り上がっている土地のひとつである。コスプレは金も時間も使う。三次元と両立させるのは難しいのかもしれない。
二次元の嫁のほうが心癒してくれるのはあたりまえ。しかし、三次元のパートナーには三次元ゆえの良さがある。二次元に嫁がいる人はハマり過ぎず、両立できるようにしたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国の恋人・配偶者がいる20~60代の男女913名(有効回答数)