本屋でトイレに行きたくなる「青木まりこ現象」原因を調べてみた

2016/11/01 18:30

xmee/iStock/Thinkstock
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トイレ博士・佐藤満春です。20代男性からしらべぇ編集部に届いた質問です。

「本屋に行くとトイレに行きたくなるのはなぜか」

都市伝説的に語られる話で、だれしも耳にしている噂だと思います。



 

■青木まりこ現象

本屋に行くとトイレに行きたくなる現象を総じて「青木まりこ現象」と呼ぶことがあります。なぜそう呼ばれるようになったのでしょうか。

一説によると、1985年に「本の雑誌」に寄せられた「青木まりこ」さんからの投稿で、

「私はなぜか長時間本屋にいると便意をもよおします」


とあったことから、話題になったようです。若い女性が便意について書き記したことも一因といわれています。


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■仮説はさまざま 原因は?

以後、現象の原因についてさまざまな仮説が立てられ、

・インクのにおいが便意を誘発するから

・好きな本を読むと心がリラックスするから

・視線が下にいくとまぶたがゆるんで副交感神経を刺激するから


など、幅広く語られてきましたが、どれも裏づけがないまま終わるものがほとんどでした。

多くのTV・ラジオ番組、雑誌で特集が組まれては謎を多く残すこの現象。2016年現在、解明されていません。

しかし、「本屋に行くとなぜかトイレに行きたくなる」のは賛同する人が多いのも事実。

今後、もしかしたら科学的に医学的に、解明される日が来るかもしれません。その日を楽しみに待ちたいと思います。

個人的には、本屋は壁が高いので、個室に入っている感覚になるのでは? と考えています。もちろん何の確証もありませんが(笑)。


それではまたどこかのトイレでお会いしましょう。ジャー。

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(文/どきどきキャンプ・佐藤満春

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