会社を休める病状ランキングTOP12 体調不良を理由にできる境界線とは
「体調不良のため、本日は休ませてください」本当に、体調悪いなら仕方がないのだが、こんな忙しい時に…
体調不良というその判断は当事者に委ねるところが大きいため、同じ病状でも「休む」という選択する人もいれば、「出社する」という人もいるだろう。
その曖昧さを客観的かつ平等にするため、しらべぇ編集部は全国調査を行った。その結果をランキング形式で紹介しよう。
■第12位:軽度な外傷(20票)
いくら、ゆとり世代だと言われる若者でもさすがに擦り傷、切り傷で休むほどの人はあまりいないようだ。
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■第11位:むくみ(30票)
女性で悩んでいる人も多いだろうが、会社を休みレベルではないようだ。しかし、意外に男性のほうがむくみに対して理解があるようで、30票のうち22票が男性票であった。
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■第10位:眠気(31票)
病気でない限り、眠気は自己管理の範囲内。ブラック会社に勤め、寝る暇も与えてもらえないのなら、話は別かも…。
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■第9位:筋肉痛(44票)
仕事内容が肉体労働かデスクワークでその許容範囲は大きく変わるかもしれない。しかし、このランキング結果から言うと、体調不良にはなりえないようだ。
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■第8位:生理痛(205票)
圧倒的大多数で女性票の多い生理痛。男性には理解しがたいかも知れないが、そっとしてあげるのも優しさだろう。
■第7位:体のだるさ(222票)
漠然とした体のだるさ。体調不良として理由になるかは微妙なライン。
■第6位:動悸(273票)
ここまでの病状ともなれば、「そんなことで休むな」と声を荒げるような酷な人はいないと願いたい。
■第5位:腹痛(358票)
人によっては「腹痛程度で会社を休むわけにはいかない」と頑張ってしまう人も多いようだが、TOP5に入る病状だ。休んでも問題ないだろう。
■第4位:頭痛(378票)
頭痛薬で治ればいいのだが、一日中頭を悩ますこともある、厄介な病状だ。毎日のように頭痛が起きるのなら、一回長期休暇をもらうべきかも…。
■第3位:めまい(406票)
脳から来るめまいは危険信号。脳卒中の危険性もあるので、救急車をすぐに呼んだほうがいいかもしれない。
■第2位:吐き気(544票)
食べたものが当たったか? 物によっては死の危険もあるので、冷静に対応しよう。
■第1位:発熱(726票)
まず他人にうつしてしまう病気の感染を疑うべき。会社の報告よりも先に、病院へ直行したほうがいいかも…。
TOP5ともなれば、文句はいわれないはず。しかし、「この中の病状では休めるものはない」と回答した人が188人存在し、20代が最も多い票数であった。
もしかしたら、社会人として要領が掴めず頑張りすぎてしまうのかもしれない。そんな人がいれば、「少しは休めよ!」と優しく声をかけてあげてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月21日
対象:全国20代~60代の男女1,357名(有効回答数)