
「女性初」をスローガンに掲げる民主党候補のヒラリー・クリントン前米国務長官と、「異端」と呼ばれる共和党候補の不動産王ドナルド・トランプ氏による1年7ヶ月におよんだアメリカ大統領選。
「嫌われ者同士の戦い」といわれ、互いを非難しあう中傷合戦にも注目されていた。
遊説の際にヒラリー 氏がトランプ氏を「気質の面でも経験の面でも不適格」と発言すると、トランプ氏は「クリントン氏は腐った大統領候補」と喚き立てた。
日本時間9日朝から始まった開票は、過半数となる270人の大統領選挙人の獲得に向けて、トランプ候補がかなり有利な状況だ。
各陣営をサポートする家族も集会を回るなど積極的な活動を行なうなか、両候補者の長女チェルシーとイヴァンカの美しさを競う「娘たち同士の戦い」もネット上では密かに話題に。
互いに30代でワーキングマザーであるなど、共通点も多いふたりの経歴をご紹介しよう。
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①トランプ候補の長女「イヴァンカ」
・アメリカの名門ペンシルベニア大学のビジネススクール「ウォートン・スクール」を首席卒業する優秀さ。
・97年に雑誌『セブンティーン』で表紙に起用されて以来、数々の有名ブランドファッションショーに起用されモデル業もこなしていた。
・不動産王を父に持ちながら、自分自身でもビジネス手腕を発揮。現在はオンライン・ジュエリー・ブティックを立ち上げる。
・結婚相手は、不動産大手の御曹司で新聞社オーナーの超エリート。

容姿に恵まれたうえに同級生のパリス・ヒルトンなどに比べ堅実派であることから、ネット上でも色めき立つつぶやきが。
https://twitter.com/ToGackt/status/704451287719350274
イヴァンカトランプが大統領になればすべて解決する
— こーかい㍼ (@koukai) November 8, 2016
イヴァンカトランプかわいいなおい
— それがし某 (@soregashi_box) 2016年11月7日
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②ヒラリー候補の長女「チェルシー」
一方、ヒラリー・クリントン氏の長女チェルシー・クリントン氏については、そのビジュアルにふれるツイートは少ない。
ヒラリー氏のインスタグラムに載せられた仲睦まじい姿では、チャーミングな笑顔だ。
11月8日時点のつぶやきでは「史上初の両親が大統領であったかもしれない」ことに触れるつぶやきや…
https://twitter.com/mint314/status/795939710635909120
トランプ氏の長女に比べやや知名度が劣るのか、名前についてつぶやく人が。
クリントンの娘チェルシーって名前なの…
— スソレン (@09_reds) November 8, 2016
チェルシー氏の経歴にふれておくと、
・大学卒業後、企業に勤務。その後、オックスフォード大学とコロンビア大学公衆衛生大学院より修士号を取得。
・2010年に10代の頃からの友人(投資銀行勤務)と結婚。現在は、ふたりの子供をもつお母さん。
といった情報が。

イヴァンカのほうが1歳ほど歳上のようだが、華やかさではトランプ陣営の勝利かも。
■両家には関わりも
一部報道では、クリントン氏とトランプ氏の両家は以前は交友関係があり、トランプ氏が妻と結婚した際にはクリントン夫妻も式に出席していたといわれている。
「イヴァンカ」「チェルシー」のふたりも古くからの友人だという。
現在では取り巻く環境の変化によって関係性は変化してしまっているだろうが、美しき「ファーストレディー」ならぬ「ファーストドーター」候補にも注目してみてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・猫山ニャン子)