グッドデザイン賞の展示会で見かけた子供向けIoT3選
10月29日〜11月3日、東京ミッドタウンにて2016年のグッドデザイン賞を受賞した作品の展示イベントが開催された。
グッドデザイン賞は、日本で最も知名度があり優れたデザインのプロダクトやサービスを表彰する賞。
2016年度は、4,085件の応募があり、1,229件がグッドデザイン賞を受賞。そのうち、優れたデザインとして評価された100件が「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれた。
会場には、発売されたばかりのPSVRや、
ハロウィンで話題を呼んだ、ジャックオーランタンのゴミ袋、
しらべぇでも取り上げた精子測定アプリ「Seem」なども展示されていた。
数多く展示された製品のなかから、子供の遊びや教育に使えそうなIoT製品を紹介する。
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■スマホで操作する乾電池型IoT「MaBeee」
MaBeee(マビー)は、プラレールやミニ四駆などのおもちゃや、自分で作った工作、電動歯ブラシなど、乾電池で動く製品をスマホでコントロールできるようになる乾電池型のIoT製品。
振ったり、傾けたり、声の大きさに反応したりと、7つのモードがあり、たとえば、スマホを傾けることでプラレールの発進や停止ができたり、「出発進行!」のかけ声で走らせたりも可能だ。
単4電池をMaBeeeに装着し、単3電池を入れる容量で要領でおもちゃの中にMaBeeeを入れ、スマホと接続する。
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■ロボット・プログラミング学習キット「KOOV」
KOOV(クーブ)は、ブロックで自由な形をつくり、プログラミングによってさまざまな動きを与えて遊ぶ、ロボット・プログラミング学習キット。
ブロックによるロボット制作を通じて、楽しくプログラミングを学習できる。
ただ、2016年夏に発売予定だったが、まだ発売はされていない。
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■子供も楽しく歯みがきをみがく「G・U・M PLAY」
サンスターが販売している歯みがきの状態をチェックするデジタルデバイス。本体を「ガム・デンタルブラシ」の歯ブラシの先に装着してスマホアプリと接続して開始。
利用者の歯ブラシの動きをチェックして正しいみがきかたができているのかゲーム感覚でチェックしてくれる。
歯ブラシが楽器に変わる「Mouth Band」や、お口の中でモンスターになった菌を退治するゲーム「Mouth Monster」、歯みがき中に3分間のニュースを読み上げる「Mouth News」など専用アプリも豊富だ。販売価格は5,000円(税抜き)。
以前、しらべぇでも記事にしているので気になった人はこちらもチェックだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・砂流恵介)